リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

給付金、くれる政府と返せと言う政府

2020年12月19日 | 日々の風の吹くまま
12月18日(金曜日)。☂☂☁。パイナップル特急が通過中で、また強風注意報が出て、雨がじゃぶじゃぶ。こういうときに限って、カレシ宛に中国からのクリスマスプレゼントが受取代行オフィスに着いたり、ワタシがアマゾンに注文してあったものが予定より早く郵便局に着いたり、同時に郵便受けにワタシ宛の小包の「通知」が入っていたりして、どっちも取りに行かなければならないから、空模様を見てため息・・・。

それでも正午を過ぎて雨がほぼ止んだので、ウォーキングをかねて小包のピックアップ。受取代行オフィスは行列ができているだろうと思っていたけど、誰も待っていなくて拍子抜け。通知が来ていないけど追跡していた差出人が配達を確認したと伝えて、棚にぎっしりの小包の中からカレシ宛のを見つけてもらって、受取り料300円。マンション前でカレシを先に帰らせて、ワタシは郵便局へ。ここも誰も並んでいなくて、もしかしたら天気のおかげかな。アマゾンの袋と小型の箱を受け取って、道路の真ん中をずいっと横断。箱の中身は私たちの投資口座を担当しているトニーからの「お歳暮」のチョコレート。うん、2020年はお金に関しては何とも形容しがたい年だったな。でも、一時は13パーセント目減りしたワタシの「虎の子」もどうやらプラスで年を越しそうな感じで、ああ、やれやれという感じ。

BC州政府の選挙公約だった1世帯あたり10万円の非課税給付金(ん、どこかの国でもそんなのあったっけ?)は今日からオンラインで受付開始。ということだったけど、午前8時半にサイトがオープンして最初の数分に約2500件の申請があって、システムはあえなくクラッシュ。どうしてもクリスマス前にもらいたい人が待ち構えていたんだろうけど、アクセスが殺到するだろうと予想できただろうになあ。ま、受付は来年の6月までだから、いつでもゆっくり申請すればいい。もっとも10万円はもうArts Clubのホリデイの寄付キャンペーンにそっくりあげちゃったから、立て替えたお金を返してもらうようなもんだけど。

連邦政府がパンデミックによるロックダウンやビジネスの休業で収入を失った国民への救援策として、春から4週間ごとに20万円ずつ支給して来たCERB給付は、支給開始を急ぐ余り受給資格の審査はあってなきがごとし。給付金は課税対象なので、もらい過ぎた場合は来年春の所得税申告のときに調整することになっていたけど、相当の不正受給が横行したようで、歳入庁が改めて審査を始めて、44万人に収入や納税の証明の提出を求めたらしい。でも、ほんとに「うっかり」もらってしまった人は給付金を返納すればペナルティは課さないそうだから、借金してでも返した方がいいかもね。