12月24日(木曜日)。☀☀☁。クリスマスイヴ。午前7時半起床。予報では雨だと思っていたけど大はずれで。明るい空の下、川に沿って濃い霧が立ち込めていて、その霧の下はまだ夜明け前の風景。きのうエアフライヤーで焼いておいたベーコンを温めて、ポーチドエッグを作っての朝ご飯のしたく。「オレンジジュースにトリプルセックをほんのちょっと入れたよ」とカレシ。日の出の時間が迫って来て、ベーカー山の上の空には燃えるような朝焼け雲。カスケード山脈のとんがった山々のシルエットはいつ見てもすてき。朝ご飯のテーブルに着く頃に朝焼けでピンクに染まった霧が斜面に沿うようにふわふわと広がって来て、我が家が薄い霧がに包まれた頃に日の出・・・。




ルーフデッキの隅に残って半分解けていた冬至の雪の名残りは、今朝はカチカチの氷。地面に近いところの気温よりいつもちょっと高めのバルコニーの気温は3度だから、明け方の最低気温は氷点下だったんだろうな。せっかくの明るい冬の日の風景だけど、夜にはしだいに雲が厚くなって、クリスマスの朝は小雨、午後には雨と言う予報。なぁ~んだ、ホワイトクリスマスにはならないんだって。巣ごもりのクリスマスには銀世界の風景がぴったりで、暖かなリビングで熱いコーヒーを飲みながら雪景色を愛でるってのも乙なもんじゃないかと思ったんだけど、残念だなあ・・・。
午前中にウォーキングに出て、6番ストリート、8番アベニュー、8番ストリートと回って来たら、6番アベニューはびっくり仰天の大渋滞。朝夕のラッシュ時にはいつもわりと渋滞するんだけど、今日はモールの駐車場に入ろうとする車が多くて、左折が必要な東方面行きの車線はどこまで続いているのかわからないくらいの数珠繋ぎ。市が6番アベニューのモールに沿った歩道側の車線を歩道にして、ファストフード店や図書館がある反対側の車線には柵で囲んでテーブルとベンチを置いた小さい「パティオ」にしてしまったので、車が通れるのは中央車線上下1車線ずつ。歩行者が安全な間隔を保てるようにするためということだけど、実際はパンデミックの前から「歩行者ファースト」の交通政策の一環として計画していたらしい。でも、ショッピングモールと言っても大した店はないんだけどな。あ、ウォルマートがあったっけ・・・。
あっさりランチの後は、ポットローストにする牛肉の塊をスロークッカーに仕込んで、親しい人たちに「くるみ割り人形スィート」にメッセージを添えたEカードを送信。メディアにはNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)がサンタクロースの橇の現在位置を追跡し始めたというニュース。いつもはアメリカとカナダが共同して敵国のスパイ衛星やミサイルなどを監視しているいかめしい防空司令部がもう数十年もやっている恒例の行事で、アメリカとカナダの領空内では空軍のジェット機がサンタの橇をエスコートするそうな。最近は動画をネットで配信しているそうで、WHOがサンタはコロナの免疫があるからどこへ行っても自主隔離しなくてもいいと発表したり、おとなもけっこう楽しんでいるのが現代のクリスマス。メリークリスマス!
