リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日はいたってのんびりの徒然草

2020年12月29日 | 日々の風の吹くまま
12月28日(月曜日)。☁☁☀(ちょっぴり)。朝は一面の霧で、朝日が昇って来たらほんのりとオレンジ色。月曜日だけど、ボクシングデイの振替休日で、いたって静か。お正月には宗教的な含みがないし、日本のような御用納め、仕事納めといった「区切り」もないから、大晦日に盛大に騒いでにぎやかに元旦を迎えたら、後はまた普通の毎日みたいなもので、何かリニアな思考だな。まあ、欧米にも「1年の計」を立てる習慣はあるけど、日本のように「初○○」とか「○○初め」とか、とにかく何でも「今年初めての行為」であることを強調する文化的な習慣はないと思う。

というわけで、2人そろっていたってのんびり。何だかのんびりし過ぎているような気もするけど、次の「ご馳走の日」に備えて、ちょっとばかりだらぁ~んとするのもいいもんだ。それでも、頭はときどきはだらけてもいいけど、体をだらけさせると癖になるので、ウォーキングはしっかり。右足の親指が治ったおかげで、2ヵ月ぶりにNew Balanceのウォーキングシューズを履くことができて、足取りも軽くなろうってもの。せいぜい30分の運動だけど、カレシのポケットの中で手をつないでいると自然に歩調が合うからおもしろい。ワタシがこの年になってもかなりの速足なのは、一緒になってからずっとカレシの歩調に合わせて来たからだろうな。若いころのカレシは今よりも背が高かったから、おチビのワタシが並んで歩くにはいやでも大またの速足にならざるを得なかったんだけど、ま、速足は脳に良いそうだから、これも塞翁が馬なのかな。

イギリスで検知されたコロナの変種がカナダでも見つかったそうで、メディアの見出しには「心配する理由はない~専門家」。はあ。パンデミックを通してメディアの見出しに「expert(専門家)」の文字がなかった日はなくて、何か雨後の竹の子みたいにぞろぞろと出て来て人心を煽っていたような印象がある。(「心配は要らない」というのは初めて見たけど。)これがジョーホー時代というもんなんだろうけど、ときには相反していたり、恐怖を煽るだけのような発表が交錯して、巷の人間は専門家のエラソーなご託宣は聞き飽きたという気分になって、何となく科学に対する信頼が薄れつつあるような感じ。知識人とか活動家とか何が取り柄なのかわからないセレブとか、みんな本気で無知蒙昧の大衆を啓蒙しているつもりなんだろうけど、人間はパラドックスな存在だから、残念ながら意図に逆行する結果に流れることが多い。

日本ではまたお得意の「水際作戦」でコロナ変種の侵入に対抗するつもりのようで、全世界からの「外国人」の新規入国を禁止するんだそうな。でも、もうとっくにイギリス帰りの「日本人」が変種ウィルスを持ち込んだそうなのに、菅ちゃん、アホかいな。外国人というのは人種にかかわりなく「外国籍」の人のことを言っているんだと思うから、人種にかかわりなく「日本国籍」なら日本人として入国できるってことだろうけど、現場で果たしてそういう認識があるのかな。カナダの国籍を取ったのに、違法を承知で日本国籍を維持している(つもりの)人たちはどうなるんだろう。人種が日本人なら外国籍でも入れてもらえるのかな。野次馬にはちょっとおもしろい展開・・・。