リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

デフレになる国とインフレになる国

2020年12月20日 | 日々の風の吹くまま
12月19日(土曜日)。☁☂☂。またまた床掃除の日。いつだったのか覚えていないくらい前に痛めた右肩がやっと99%回復したし、だいぶ前に躓いて巻き爪を化膿させた右足の親指もどうやら治ったので、ていねいに掃いて、しっかり掃除機(重いので気をつけながら)かけて、モップでごしごし。肩の方は、Tシャツを脱ぐのに腕を交差して上に引っ張れなくて、体を二つ折りにして押し下げるように脱いでいたので、上下前後左右に自由に動かしても痛くないというのはうれしいね。だからと言って張り切ってしまうと、またギクッとやりかねないので、用心、用心。

掃除が終わったら、お酒の空き瓶が置き場にしている箱から溢れているので、3つのトートバッグに入れて、リサイクル用の紙の容器と一緒に、ごみルームへ。デポジット付きの空き缶や瓶は隅の大きな容器に入れておくと、誰かが(理事会との取り決めで)リサイクル場に持って行ってくれるので、ものぐさには大助かり。それにしても相当な数の空き瓶で、「俺たち、ほんとによく飲むなあ」とカレシ。うん、毎日晩ご飯のしたく時にマティニを一杯、ワタシは寝酒に毎晩ムッシュ・ヘネシーを一杯だから、ほんとによく飲むよねえ。毎月のお酒代、どれくらいかかってるのかな。BC州では、お酒の流通をコントロールしている州政府が蒸留酒の類に80%の税金をかけているから、州の税収に相当に貢献しているだろうな。

新しい年にはコロナのパンデミックでかく乱された世界各国の経済がどうなるのかに関心が集まりそうだけど、日本では消費者物価が下落しているらしい。まあ、GoToだか何だか政府が鳴り物入りで割引セールをやっていた観があるから、それが物価指数を下げたのかもしれないけど、バブルが弾けて以来デフレ状態だったのに、またまたもっとデフレ(貧困化)になってしまったらどうなるんだろう。カナダでは逆に消費物価が上昇していて、来年は食料品が3%~5%値上がりすると言われているけど、これもまたタイヘン。アメリカとの国境をずっと閉鎖したままで物資の流れが混乱しているせいもあるだろうけど、いろんなものがもうじわじわと値上がりしている感じはする。来年はそれがさらに上がると言うことなら踏んだり蹴ったり。

コロナで失業したり、収入が減ったりした人たちがたくさんいるのに、物価が上がっているだけじゃなくて、マイホームも都心部よりは安い郊外の方で値上がりしているから、若い世代には厳しい年になるんじゃないかな。在宅勤務が定着して通勤が不要になった人たちが都心の狭いマンションから郊外の庭付きの家に住み替え始めて需要が高まったせいだそうだけど、コロナ対策の超低金利も一役買っているらしい。もっとも年金暮らしのシニア世代にとっては、公的年金が年に2回は消費者物価指数に連動して調整されるので、物価が上がれば年金も増える(ただし物価が下がっても年金は減らない)ので、それほどの影響はないかもしれないな。あっちでは下がり、こっちでは上がりの物価、ま、来年はどっちに向うのかは来年になってみないとわからないけど。