リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

なぜか今日は元気いっぱい

2020年12月13日 | 日々の風の吹くまま




12月12日(土曜日)。☀☀☁。なぜか2人ともぐったり疲れていたらしく、爆睡して目がさめたらもう8時に近い時間。空は晴れているけど、濃い霧がフレーザー川の上をポートマン橋もスカイブリッジも飲み込んで粛々と流れていて、やがて日の出。太陽が山脈の向こうから顔を出すと、霧が燃えるようなオレンジ色に染まって幻想的な風景。晴れていれば必ず見られる冬の日の出は毎朝まったく同じということがないので、いつも、ああ、今日も新しい1日が始まるんだなという気持になる。朝ご飯を食べながら、「今日は何か元気が溢れている気分」というカレシ。うん、ワタシも何だか心が軽やかでアップビートな感じ。

その勢いで今日はベッドからシーツ類を剥がして大洗濯。ついでにマットレスをぐるりと180度回転。ダブルより大きいクィーンサイズで、おまけにポケットコイルのは分厚いから、あっちを押して、こっちを引いて、またあっちを押しての腰が痛くなりそうな大格闘。えらい重労働だけど、ローテーションはマットレスのメインテナンスだからね。何とかベッドフレームに納まったら、頭の方が足の方になり、足の方が頭の方になり、カレシの側がワタシの側で、ワタシの側がカレシの側。フレッシュなシーツでベッドメーキングして、今夜も爆睡できるかな。

隅っこなどを掃いて掃除機をかけた床にごしごしモップをかけていたら、上からまたトントン、コツコツ。おいおい、週末は工事はできないって知らないのかな。でも、何となく音がくぐもって聞こえるのは後片付けの段階だからかな。ツリーの飾りを直していてふと見上げたら、我が家のオフィスの真上にある部屋の窓にフローリングの箱らしいものが立てかけてあって、「Rigid Engineered」、「vinyle」という(フランス語の)文字が判読できたので、ちょっとググッてみたら、どうやら「luxury vinyl plank」というハイテクのビニールフローリング。見た目が木のフローリングと変わらなくて、完全防水で防音効果もラミネートよりずっと高いということで、タイルのパターンもあるようだから、我が家のキッチンの床はこれだっ。ワタシにはなぜかいろんなものにふと目が留まる癖があって、おかげで思いがけない発見をするから、あんがいセレンディピティなのかも。

午後は「くるみ割り人形スィート」の仕上げ。ほこり除けと美観を兼ねて天井に開いている天窓?と階段の上に透明シートを貼ってから天井を壁枠に固定。透明シートの部分には飾りに大きな雪片をぺたぺた。次はツリーとシャンデリアのワイヤをまとめて電池ボックスに接続する作業で、いつも裏に出したワイヤの処理にひと工夫もふた工夫も必要になって、かなりの手間と時間がかかる。それでもシャンデリアとツリーの明かりが点くと、ほんわかして雰囲気がいいね。あしたは外側を「ペンキ塗り」をして、いよいよプロジェクト第16号が完成。ざっと5週間半かかった勘定だけど、フレームと階段の材料と家具3点以外はほぼ思いつくままの創作だから、自分流率は95%というところかな。ここまで来るとミニチュア作りの趣味も病膏肓の域かも。