
ただ、昨日より雲は多目でした。
昨晩も、お月様が南の空に
愛嬌のある顔を覗かせていました。
その時々の心の状態にもよるのでしょうが、
様々な顔を見せるお月様を休む前の僅かな時間、
眺めるのも心癒やされるひと時です。
「アンの物語」 には、月が上ろうとする瞬間の
美しさが、よく描かれていますが、
それに関しては、ほとんど見逃している私です。
“東の蓬々とした雲の後ろから
皮肉な一方に傾いた上弦の月が現れ、
向こうの牧場からアンに向かって狡そうに、
いたずらっぽく、目配せしているかのように現れた。”
【「炉辺荘のアン」 第18章】
やはりお月様は、
色々な表情を私達に見せてくれているようです。

そろそろ熟成の時を迎えました。
そこで、登場するのは、
レースのサシェス(百花香袋) です。
右の写真がそうなのですが、
この中には沢山の花びらが詰まっています。
“レースに包んだ花びらの香り”
と、いう訳です。
人の手が加えられてはいますが、
花びら本来の香りが、ほとんど
なくなってしまった現代では、
これも仕方のない事なのでしょうね。
このサシェスは、先日来から
ハーブを分けて下さった方に差し上げるつもりです。

シンプルライフをモットーと
している彼女。でも・・・
ドアのノブにも掛けられるし、
邪魔にはなりませんね。
気に入って下さるといいのですが・・。
そしてこちらは、アンと同じ作者、
モンゴメリーの全3巻からなる、
「エミリーシリーズ」 です。
今の所、
1巻の 「可愛いエミリー」
が見当たりませんが、
そのうち出て来るでしょう。
もう一度、読み直してみるつもりです。