
さすが台風一過と思ったものです。
先日から今再び、聴き始めました、
NHK FM の朝のクラシック。
そのまま聴くともなしに
聴いていますと・・。
突然、ニュースに切り変わりました。
何と甲信越地方で震度6強の
地震との事!! そう言えば・・。
昨夜、いつものように夜空を
見上げたのですが、雲が気持ち悪くて、
なぜか嫌な予感がしたものです。
台風に地震・・自然の脅威を、まざまざと感じます。
それにしても、そのニュースを聞くまで・・。
“火星の一日は、地球より少しだけ長い24時間40分・・”
~なんて、のんびり・・休日のちょっぴり
怠惰な時間をそれも珈琲片手に送っていたものです。
ロマンティックな気分も
一気に吹き飛んでしまったのは、言うまでもありません。
最近の自然災害は、何もかも大型、
強烈で、他人事(ひとごと)ではありません。

ここに来てミニ薔薇が、
次から次へと花芽を付けて
くれています。
何があっても動じず、
凛とした姿の薔薇に接した時、
今度は逆に心はパ~ッと
明るくなりますね。
“花の癒し” って、
こういう事なのでしょう。
それに、ちゃんと手入れさえすれば、
花は裏切りませんもの。
ところで、ブログ仲間の
めぐみさん が、もうすぐイタリアに行かれます。
そんな事もあって何事も感化されやすい私の事、
たっぷり影響を受けてしまいました。
先日の本棚の整理の時、偶々見つけ、
除けて置いたトスティの古い歌曲本を取り出しました。
イタリアの甘~い歌曲です。
声楽曲としては初心者用ですが、
そのどれをとっても美しいのです。(詞、曲)
その中で特に 「夢」 (Sogno) が、好きです。
「最後の歌」 (L’UItima canzone) もいいですね。
南欧の情緒に溢れています。
「自分の想っていたニーナは、明日お嫁に行ってしまう。
もう一度、私のセレナータを聴いておくれ。」
そんな歌を30分ばかり歌っていましたが・・・。
何だか馬鹿らしくなって・・? やめてしまいました。
おまけに切ない失恋の歌ばかりですもの。
そして、今更歌い上げる・・熱意も根気もありません。
でも、「セレナータ」、「セレナーデ」、「小夜曲」。
どれも同じなのですが、何と美しい言葉なのでしょう。