【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

思いがけない一日

2007-07-16 17:05:25 | 音聴箱
   今日は、朝から太陽が顔を出し・・
  さすが台風一過と思ったものです。

   先日から今再び、聴き始めました、
  NHK FM の朝のクラシック。

   そのまま聴くともなしに
  聴いていますと・・。

   突然、ニュースに切り変わりました。
  何と甲信越地方で震度6強の
  地震との事!! そう言えば・・。

   昨夜、いつものように夜空を
  見上げたのですが、雲が気持ち悪くて、
  なぜか嫌な予感がしたものです。

   台風に地震・・自然の脅威を、まざまざと感じます。
  それにしても、そのニュースを聞くまで・・。  

   “火星の一日は、地球より少しだけ長い24時間40分・・”  

   ~なんて、のんびり・・休日のちょっぴり
  怠惰な時間をそれも珈琲片手に送っていたものです。

   ロマンティックな気分も
  一気に吹き飛んでしまったのは、言うまでもありません。

   最近の自然災害は、何もかも大型、
  強烈で、他人事(ひとごと)ではありません。



   話はガラッと変わります。
  ここに来てミニ薔薇が、
  次から次へと花芽を付けて
  くれています。

   何があっても動じず、
  凛とした姿の薔薇に接した時、
  今度は逆に心はパ~ッと
  明るくなりますね。

   “花の癒し” って、
  こういう事なのでしょう。

   それに、ちゃんと手入れさえすれば、
  花は裏切りませんもの。

   ところで、ブログ仲間の 
  めぐみさん が、もうすぐイタリアに行かれます。

   そんな事もあって何事も感化されやすい私の事、
  たっぷり影響を受けてしまいました。

   先日の本棚の整理の時、偶々見つけ、
  除けて置いたトスティの古い歌曲本を取り出しました。
  イタリアの甘~い歌曲です。

   声楽曲としては初心者用ですが、
  そのどれをとっても美しいのです。(詞、曲)

   その中で特に 「夢」 (Sogno) が、好きです。
  「最後の歌」 (L’UItima canzone) もいいですね。
  南欧の情緒に溢れています。

   「自分の想っていたニーナは、明日お嫁に行ってしまう。
  もう一度、私のセレナータを聴いておくれ。」


   そんな歌を30分ばかり歌っていましたが・・・。
  何だか馬鹿らしくなって・・? やめてしまいました。

   おまけに切ない失恋の歌ばかりですもの。
  そして、今更歌い上げる・・熱意も根気もありません。

   でも、「セレナータ」、「セレナーデ」、「小夜曲」。
  どれも同じなのですが、何と美しい言葉なのでしょう。