【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

先見の明

2007-07-17 16:05:06 | ハーブと香り雑学
   昨夜から降り続いた雨は、
  朝には上がっていました。
  夜のうちに、相当降ったようです。

   庭の木々や草花は、
  すっかり濡れていました。

   台風の後も、なぜか
  天気が不安定です。

   今日の一日も、
  朝顔との朝の挨拶から始まります。

   パッと大きく瞳をこらした目で
  見つめられているような気がしたものです。
  とても涼やかな目・・。

   一方、もう一つの方 (「暁の海」) 
  は、未だに花の影も形もありません。

   ところで、この品種の名前である、『薩摩のゆかり
  そもそも、「ゆかり」 とは、この漢字が示すように
  紫色の事でもあるのだそうですね。

   そして、その意味は 
  “一つの関係から、情愛が他に及ぶ事の例え” とあります。

   日本語って、何と奥が深いのでしょう。
  つい、『源氏物語』 を連想してしまったのですが・・・。







  
   インウォールクラーク       和名 「ゼニアオイ」         コモンセージ




   先日、採って来た、
  「マロウ」 こと、
  和名 「ゼニアオイ」。

   どうやら今回は、
  根付いてくれたようです。

   そして、これも花はまだですが、
  「インウォールクラーク」 も、
  ここに来てすっかり背丈を
  伸ばして来ました。

   右上の 「バジル」 も、
  可愛い白い小さな花を・・。

   そうそう、台風や地震の起きる度に、
  特に最近耳にするようになった、 
  「こんな大きなものは、これまでで初めての出来事」 
  といった言葉。実は、『アンの世界』 でもあったのですね。

 





   「こんな事は、プリンス・エドワード島、
  始まって以来の事だよ。
  私が子供の時、ひどい荒れがあったけれど、
  とてもこれには及ばなかったよ。
  きっと、恐ろしい被害があったろうよ。」
 (マリラの言葉)  
                                【「アンの青春」 第24章】

 



   季節の到来の時にも、“今年は、いつもと違う” 
  と、いうフレーズが必ずあり、それはそれでびっくりしたものです。

   しかしながら、アンの時代から100年以上経った今は、
  温暖化も進み、その頃の比ではないでしょう。 

   改めて作家の慧眼には、驚くばかりです。
  今、読んでも頷く事ばかり。

   本当に地球規模で、この地球環境の事を
  真剣に考えなければならない時期に来ているのでしょうね。