【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

黄金色の魔法

2010-01-17 16:52:56 | 煌きの硝子(ランプ含む)


   


   今朝も又、雲一つない空となりました。
  そのせいか起床時の居間の気温も、
  この冬一番の寒さに並びました。と言っても 8.5度ですが・・。

   今日が本当の意味の底でしょうか・・。
  天気予報では確か週半ばには、
  3月の気温なんて言っていましたから。

   でも、「大寒」 もまだでしたね。
  もう一山、二山・・来るのでしょうか・・。
  16時現在のPC上の気温は9度。昨日より2度、高くなっています。

   “空は鋭いばかりに青かった。
  雪のダイヤモンドは強烈に輝いた。
  こわばった樹木は裸で恥知らずであったが、
  一種の鉄面皮な美しさを備えていた。
  丘は水晶の投げ槍を放った。
  影でさえ鋭くいかつく、輪郭がはっきりしており、
  慎ましい影に相応しくなかった。
   美しいものはどぎつい光の中で全て10倍も美しく見え、
  魅力の方はそれだけ劣って見えた。
   又、醜いものは全て10倍も醜く見えたし、
  一切のものは美しいか醜いかどちらかであった。
  その探り出すような光にあっては柔らかな混合とか、
  親切なぼかしとか、
  捉えどころない曖昧さなどは一つもなかった。”

                              【「アンの夢の家」 第16章】






   


   さて、私は硝子の花瓶に魔法をかけて? 
  遊んでいますが、今日も昨日の続きです。

   又々、こちらの花瓶は、
  鉢置きにしていたものです。(タジマ・クリスタル)
  それに例の電球を入れ・・。

   ただ一番右の薄紫色の花瓶、
  ワット数を上げて昨日の撮り直しをしてみましたが、あまり明るくなりません。
  後、黒っぽい物も同様でしたから、明るさの点では黄色系が一番のようです。

   蝋燭の灯りも然(さ)る事ながら、
  こんならんぷ? の灯りも、ロマンティックで大好きです。

   部屋の天井からの灯りを消し、らんぷだけの灯り。
  それは蝋燭の場合と同じです。

   夜の暗さの中に、ぼ~っと仄かに灯る灯り。
  それは全てを優しく包み込む温かい灯りです。

   そして静かに流れるのは19世紀の音楽、勿論SP盤。
  雑音にも妙にノスタルジーを感じます。
  遠くの方から微かに聞こえる、気笛の音・・。

   ジム船長 が今、灯台に灯を入れたようです。
  あら、あら・・いつの間にか 『アンの世界』 に、タイムスリップしてしまっていました。