こちらは今日も雲一つない快晴の空で明けました。
ピーカンの空。
少なくとも冬の早朝の空と空気は、
ちょっとよそよそしく近寄り難いけれど、
何物にも変え難い、“凛” としたものを感じ、
畏敬の念さえ覚えます。
それにこの冷気、嫌いではありません。
今朝の居間の気温は、11度。
ちょっぴり暖かくなりました。
“あたしの部屋の窓からの眺めは素敵です ―― 略 ――
墓地は鬱蒼とした樅の並木に囲まれ、土手に縁取られた、
曲がりくねった小径を通って行くようになっています。
西側の窓からは港全体、遥かに霞む海岸まで見晴らせ、
あたしの大好きな可愛い小さな帆船が、「未知の港」 ――
何て魅力的な文句でしょう! ―― さして出て行く船が見えます。
何て 「空想の余地」 がある事でしょう! ―― 略 ――”
【「アンの幸福」 最初の1年】
さて昨日は、魔法をかけて?
『アンの世界』 にタイムスリップしていました。
↑ 私の定番の 「空想の余地」 かも知れませんね。
アン と同じく、我家の窓からの眺めも素敵です。
そうそう、SP 盤のレコード・・。
奇しくも、1910年~1911年のアコースティック録音集の CD を持っていました。
SP 盤の完全復刻です。
本当は、CD ではなく 【蓄音器】 でレコードを聴きたいのですが・・。
独特の懐かしい音・・。
CD で SP盤のレコードを聴き、雑音さえ耳に心地良さまで覚えています。
これって一体、何なのでしょうね。
歌手は、ジョン・マッコーマック。
アイルランド生まれ。(テノール、1884~1945)
彼は、20歳そこそこでアメリカ合衆国で成功を収め、
その後、ミラノで勉強したというほどの美声の持ち主です。
こちらの CD にはヴェルディの歌劇、「リゴレット」 や、
グノーの歌劇 「ファウスト」 などが収められています。
19、20日の両日、更新出来ないかも知れません。
出来るだけ更新するつもりですが・・。
その節は、どうぞよろしくお願い致します。