日射しはあるものの、
真珠色が勝(まさ)った今日の空。
起床時の居間の気温は
12度でしたから、これでも
暖かい方なのでしょうね。
昨日は、木々の葉っぱが
落ち切った後の冬の庭の佇まいに
柄にもなく驚いたものです。
そして年末来からの蕾の薔薇。
相も変わらず同じ姿で
佇んでいます。
そこに在るだけで
ほっと、心和む空間。
薔薇ならではの
存在感は、さすがです。
でも、よく見ますと・・
堅く閉じていた花びらは、
ほんの僅かですが、綻んでいるようです。
一方、紅い薔薇は未だに以前のまま。
その間に、バニラ色の薔薇・・所謂、リラ版 「白い貴婦人」 は、
一仕事・・いいえ、生命を全(まっと)うしたと言いますのに・・。
ひょっとすると・・? ~なんて、余計な事は考えないように致しましょう。
さて、一昨日の 「しめ飾り」 に続いて今日もお正月の話題を。
お正月と言えば、「年賀状」 ですね。今日も何枚か来ましたっけ・・。
年賀状の起源は奈良、平安時代まで遡りますが、明治時代は、
年始にお世話になった人の自宅を訪問するのが当たり前で、
年賀状は少数の大切な知人にのみ書いたのだとか。
しかしながら明治の末頃には年始の挨拶を面倒がる風潮が広がり、
葉書による賀状が多数を占めるようになったと言います。
それは現在も続いている訳ですが、同時に賀状離れも。
尤も現代は年賀状を書くのではなく、印刷になりつつありますものね。
時にはめんどう・・と思う年賀状ですが、
前述の “大切な知人” に出す年賀状はいいかも知れません。