【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の “静”

2011-01-06 22:11:11 | 香る庭の花綴り
  




   日射しはあるものの、
  真珠色が勝(まさ)った今日の空。

   起床時の居間の気温は
  12度でしたから、これでも
  暖かい方なのでしょうね。

   昨日は、木々の葉っぱが
  落ち切った後の冬の庭の佇まいに
  柄にもなく驚いたものです。

   そして年末来からの蕾の薔薇。
  相も変わらず同じ姿で
  佇んでいます。 

   そこに在るだけで
  ほっと、心和む空間。
  
   薔薇ならではの
  存在感は、さすがです。

   でも、よく見ますと・・
  堅く閉じていた花びらは、
  ほんの僅かですが、綻んでいるようです。
  一方、紅い薔薇は未だに以前のまま。

   その間に、バニラ色の薔薇・・所謂、リラ版 「白い貴婦人」 は、
  一仕事・・いいえ、生命を全(まっと)うしたと言いますのに・・。
  ひょっとすると・・? ~なんて、余計な事は考えないように致しましょう。







 


   




   さて、一昨日の 「しめ飾り」 に続いて今日もお正月の話題を。
  お正月と言えば、「年賀状」 ですね。今日も何枚か来ましたっけ・・。

   年賀状の起源は奈良、平安時代まで遡りますが、明治時代は、
  年始にお世話になった人の自宅を訪問するのが当たり前で、
  年賀状は少数の大切な知人にのみ書いたのだとか。

   しかしながら明治の末頃には年始の挨拶を面倒がる風潮が広がり、
  葉書による賀状が多数を占めるようになったと言います。

   それは現在も続いている訳ですが、同時に賀状離れも。
  尤も現代は年賀状を書くのではなく、印刷になりつつありますものね。

   時にはめんどう・・と思う年賀状ですが、
  前述の “大切な知人” に出す年賀状はいいかも知れません。