【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

こんな所に昭和~迷い込んで路地裏

2013-12-23 21:02:51 | レトロ(素敵)な空間~散策







【名残りの紅葉】









まもなく、一軒の家に出た ――
(中略)
野趣に富んだ古風の家で、軒は低く、
四角い小さな硝子窓が付いていた。
柳の大木が古い枝を家の上にかざし、
周囲には一見手入れをしていないような
多年生植物や灌木かんぼくが押し合っていた。
家は風雨にさらされてくすみ、
みすぼらしかったが、その向こうにある
納屋はどこからどこまでも最新式で、
こぢんまりとし、豊かそうだった。   
               【「アンの幸福」 第2年目】







   昨日以上の
  冬日和となりました。
  (写真は午後3時半の空)

   青い空に白い雲が
  ポカン、ポカン。

   その雲は様々なものに
  姿を変え、見ていて
  飽きません。

   重なっていた雲が
  やがて離れ、ある時は鳥、
  又ある時は犬に馬に。

   今度は群れた羊たち。
  それはさながら空の動物園ですね。










   さて、買い物からの帰り道、
  ふと迷い込んだ一本の路地。

   本来なら左に曲がら
  なければなりませんのに。

   それと言うのも、
  チラとですが、イギリスの
  国旗を見たような気がして。 

   “行き止まりのように
  なっているけれど、
  向こうに行けるのかな・・?”

   自問自答しながら、
  進んでみました。

   路地には普通のしもた屋が
  建ち並んでいます。

   ただ、イギリスの国旗が、
  どうにも合点が行きません。

   でも、ありました! 
  チロリアンランプが満開のお宅があり、そのお隣に。
  見れば、古い木造平屋建ての家。

   門の所にはピアノコンサートの案内等と共に、
  珈琲、紅茶、¥400等の看板も。

   やはり喫茶店のようです。
  外からは分かりませんが、イギリス風の喫茶店なのでしょうね。
  “又々、見~つけた!” 今度、友達と行ってみましょう。

   それにしても外観は、どこにでもある昭和の家。
  今、そんな普通の家を生かしたお店が盛んですね。

   そんなお店に何度か行きましたが、
  それが皆素敵なのです。落ち着きと癒し効果は絶大。
  改めて日本家屋の魅力に取り付かれています。

   そうそう、前述のチロリアンランプで一杯のお宅。
  赤と緑は、クリスマスの色ですものね。
  大きなリースも飾ってあり、これも又、素敵です。参考になります。