【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

幸せ色のバトン

2006-10-20 22:40:16 | リラのお気楽ユメ日記
   朝のうちは太陽が顔を覗かせていましたが、
  今日の空は青空から真珠色です。

   気温もちょっぴり高く、
  蒸し暑ささえ感じた日中でした。
  でも明日は又、元の青空に戻るようです。






  
 

 



   長いこと、焦らされている白薔薇。
  ほんの少しだけ綻びましたが、まだまだです。

   そして夕方、雨戸を閉めようと庭に出ましたら・・。
  カマキリが、こっちを向いて笑って? いました。
  慌てていたもので、ちょっとピンボケ・・・。

   今日は、アンとギルバートを地で行っていらっしゃる、
  今とってもハッピーな、La primavera の、
  めぐみさんから頂いたバトンに挑戦です。
  めぐみさん、有り難う!!

   私が指定されたお題は 『アン・シャーリー』 。
  アンのことならお任せを・・とばかり、
  張り切って望んだのですが、これが意外に難しい・・・。
  でも、?年振りに、答案用紙に向かう学生時代に戻った気分です。

 Q1. 最近、思う 「アン・シャーリー」。

  小学生から大人まで、どの年代層にも又、時代をも超えた、 
“女性の生き方” のバイブルになると思います。

 Q2. この 「アン・シャーリー」 には感動。

  ある時は、人を励まし、又ある時は、人の心を優しくする、
心に響く素敵な言葉の花束。
そんなアンの言葉は、すみれ のような言葉と表現されています。

 Q3. 直感的に 「アン・シャーリー」。

  やはり 「夢」 と 「ロマン」 でしょうね。
 ケーキに例えるなら、ロマンをもじって私の大好きな 「モンブラン」 なんて・・。(笑)

 Q4. 好きな 「アン・シャーリー」。

  沢山あり過ぎて困りますが、人を褒める時には、心の底から褒める所でしょうか。
なかなか出来ることではありません。

 Q5. こんな 「アン・シャーリー」 は嫌いだ。

  嫌いな所はありません。
ただ強いてあげるなら、親の立場で考えた時、子供時代のアンを大きな広い心で、
見つめる度量が私にあるかどうかは疑問です。その意味でマリラは、エライ!!

 Q5. 次に回す5人。

  5人なんて、とても、とても・・・。
1人なら エミリの猫日記 の ku-さんにお願いしようと思います。
お題は 『沖縄』 。ku-さん、よろしくお願いします。
時間がありましたら、挑戦してみて下さいね。

セピア色の風景

2006-10-19 19:13:11 | ちょっとアンティーク
   今日も日本晴れの気持ちのいい天気でした。
  そして・・今は、もう夜の帳 (とばり) に、
  しっかり覆われています。

   今のこの季節、
  青い空と黄金色に染まった稲穂を見る時・・・。

   そしてその先に、たわわに実った柿なんて見た時には
  何だか懐かしいような、これぞ日本の原風景という気がします。

   そしてこのような風景は、
  今この時しか出会えないような・・郷愁すら感じます。

   と言っても一面に広がる光景ではなく、
  住宅地の中に点在した狭い空間の一つなのですが・・・。






  


   



   郷愁にかられた所で、
  今日は古い蓄音機を引っ張り出して来ました。

   以前は時折蓋を開け、目の届く所に飾ってもいたのですが、
  だんだんいつの日か、部屋の隅っこに追いやられ、
  すっかり忘れられた存在となってしまいました。

   でもこれ、まだ動きます。
  手動で目一杯回し、その反動を利用して、
  レコードが聴けるというものです。

   最近になってCDではなく、
  LP盤の良さが見直されて来ていますが、
  これは、もっともっと懐かしい音なのです。

   雑音だらけなのに、その雑音さえも
  音楽にしてしまうような・・そんな音。

   上手く表現出来ないのですが、
  心に沁みる音であることは確かです。

   そうそう、アンティークと言えば、
  蓄音器の後ろのオルガンも年代物です。

   今はもう製造されていない、
  USA製の 『ハモンドオルガン』。
  トーン・ホイール型です。

   バッハや、テレマンなどのクラシックの
  オルガン曲は勿論のこと、ジャズも
  このオルガンならではの独特の音を
  かもし出してくれています。

   尤もクラシックの場合、こちらは小さいので、
  本格的な曲は弾けません。
  それは、もう一台の大型(フル)を使っています。

   そう言えば、あの アン は、ミス・ラベンダー を指して 
  「まるで、音楽のような方ね。」
 
  ~と 言っていましたっけ。

   なぜだか分らないけれど、何の関係もないけれど・・
  今、ふと、この言葉が浮かんで来ました。
  でもこんな風に言われたら、嬉しいだろうな、と 思います。

   因みに アン は、すみれ。
  
 「先生が何か仰る時、すみれの匂いがするわ。」 だったり、
  「あなたは、すみれの言葉でお話になるわ。
  シャーリーさん。」
 と言うように。

   これがどんな意味があるとか、
  そんなことはどうだっていいのだそうです。

   アン によれば、
  “響きがいかにも詩的だから” とか。
  納得です。

   そうそう、一昨日の山野草、花瓶に挿しました。
  秋桜(コスモス)も種がこぼれたのでしょうね。

   道端に咲いていたものです。
  その野生のコスモスは驚くほど背丈が高く、
  秋の風に気持ち良さそうに、そよそよと揺れていました。

秋色の花束

2006-10-18 16:25:33 | ハーブと香り雑学
   連日の秋晴れに心浮き立つ毎日です。
  でも一方で、きな臭いニュースが、
  連日連夜、賑してもいます。

   当たり前だと思っていた、
  何気ない日常の平凡な暮らし。

   そのことがどれほど幸せなことなのか・・
  失ってからでは遅いと思うのですが・・・。

   駅までの道のりを、
  自転車を使うようになってから久しいのですが、
  最近、つい道端の雑草に目を遣っている自分に気付きます。

   良くしたもので、今まで全く気付かなかった、
  いえ、目にも止まらなかったのに・・
  沢山の貴重な発見があります。






  


 




   アスファルトで舗装された道なのに、
  その隙間からひょっこり顔を出しているそれらの草花達。
  この生命力にはただ、ただ驚かされます。

   ところで、先日来から拘っていた “オトコエシ” のこと。
  又々違ったようです。(左の写真)

   では、“この白い花の妖しい香りは何?” 
  あれ以来、白い花と見ると、
  “すわ!!” とばかり採集して来る私です。

   調べました!! “韮の花” だそうです。
  道理で、このツンと来る匂いは、ニラそのものです。

   それに葉っぱも・・・。
  確かに妙に気になる匂いではありますね。(笑)  
  でも何でこんな所に? 疑問は付きません。

   そうそう、最初に間違えた花も、
  どうやら “立ち父子草”? らしいです。

   “母子草” は、名前位、知っていますが、
  “父子草” とは・・?

   でもこれも自信ありません。
  珍しいなんて書いてありましたのに、
  良く見ると、そこら辺に咲き乱れているのですから。

   わざわざ 『恋人の小径』 まで行って
  採って来たといいますのに・・・。

 




   「・・・あの低く沈んで行く妖しい太陽は、
  紫苑や、羊歯からどんなに良い香気を
  吸い取ることでしょうね。
  匂いを吸うだけでなく、目でも見られたらいいのに、
  と思うわ。きっと美しいでしょうね。」


 




   アン の時代ですから、
  紫苑の香りは分らないでもありません。

   でも “しだ” に香気とは・・・。
  現在では本来の花には、
  花の持つ香気が失われていると言います。

   雑草の草花には、自然の素朴な香りを
  まだまだ秘めているのかも知れませんね。
  ケガの功名ではありましたが、今回の新たな発見です。



   ところで、これらの秋の
  山野草には、なぜか
  お香がぴったりですね。

   あの夏の暑い日でさえ、
  あんなにエッセンシャルオイルを
  焚いていたと言いますのに。

   やはり、日本的なもの
  だからなのでしょうね。

格好いい男と女の空極の夫婦喧嘩~MR.&MRS.スミス

2006-10-17 22:10:05 | 映画の香り
   秋晴れの空の下、今日は新聞社主催の 
  『洋画シネマ会』 に出掛けて来ました。

   今年6月に封切られた、アンジェリーナ・ジョリー&
  ブラッド・ビット主演の <MR.&MRS.スミス> です。

   どちらも殺しのプロである二人は、
  その正体を隠したまま運命的な出会いの後、
  電撃結婚するのですが、そんな偽りの生活が、
  長続きする筈もありません。

   お互いの秘密組織からそれぞれの殺人指令が出て・・・。
   ~と まあ・・このように薄っぺらな? 内容です。

   二人のファン、そしてアクション映画好きの人なら
  十分、楽しめたでしょう。生憎私は・・
  そのどちらでもありません。

   すさまじい喧嘩? (戦闘)のシーンだけが、
  今も頭の中をぐるぐると駆け巡っています。

   でも、格好いい男と女のそれでしたし、
  それだけに激しいアクションも絵になります。

   従って、その場は結構楽しめましたし、
  それなりに画面にも惹き付けられましたが・・・。

   後に何も残らない・・
  すぐ忘れてしまいそうな映画でした。

   そうそう、もう少しで忘れてしまう所でした。
  唯一心に残った言葉・・・。

   妻に向かって、 
  「初めて会った時、クリスマスの朝のような人だと思った・・。」
  「キラキラと輝いていて・・。」 
  こんな言葉だったような気がします。

   ・・ナ~ンテ・・・好き勝手なことを書き連ねていますが、
  どんな映画も、ストレス発散にはなりますね。

   映画を観た後の・・あの、ある種の高揚感は、
  独特なものがあるような気がします。

   ところで、今日こそ、映画からの帰り途、
  あの オトコエシ(男郎花) の花を見つけました。

   明日、このオトコエシのことは詳しく書きますが、
  映画と違ってこの花の香りは・・
  一風変わった、妙に後を引く香りでした。

花びらの貯金箱

2006-10-16 17:23:28 | ハーブと香り雑学
   今日も気持ちのいい青空が、広がっています。
  そんな陽気に誘われたのでしょうか、
  親子バッタがあっちにもこっちにも・・・。






 


 



   来るべき冬に備えて今のうちに
  食料の調達でもしているのかも知れませんね。
  何だか微笑ましい光景です。

   最近の黄昏の空も綺麗ですが、
  夜明けの空も澄んだ空気で、息を呑む美しさです。





  「何て素敵な日でしょう!」 
  アンは深々と息を吸い込んだ。
  「今日のような美しい日に生きているなんて、
  それだけで嬉しいわね。」






   こんな アン のような素直な気持ちで、日々暮らせれば・・・。
  でも美しい夜明けの空は、
  何でも出来そうな勇気を与えてくれそうです。
  これだから、早起きするのも悪くありませんね。

   今日も八分咲きの紅い薔薇二輪、
  庭から採って来ました。

   今か、今かと心待ちにしている白薔薇は、
  まだ堅く蕾を閉じたままです。

   この女王様、ちょっと焦(じ)らしてくれます。
  余談ですがその白薔薇の花言葉は、
  「私はあなたにふさわしい・・」 とか。

   ところで、昨日のクッキー缶のポプリ、
  さっき我家に来た友人に 「どうぞ!」
  ~なんて出してみました。

   おもむろに蓋を開けた彼女、目をパチクリです。
  「ワッ! いい香り・・」 ですって。
  この手品? 当分使えそうです。






  
 
                                      上から見た所



   右の “硝子のケーキ入れ”、
  持っていることさえ、
  すっかり忘れていた代物です。

   ひょんなことから出て来ました。
  でも忘れていた物の方が
  ドイツ製で、硝子も重厚、
  お皿も花のレリーフと凝っています。
  (因みに左はブルガリア製)

   こちらは硝子が薄く、
  (良く言えば繊細)
  扱いには苦労していました。

   二つ共ケーキではなく、
  ポプリ入れになってしまいましたが、
  忘れられた存在より、きっと喜んでいるでしょうね。
  ~こんな風に思うことにします。

路傍の秋

2006-10-15 22:59:30 | ハーブと香り雑学
   今日も秋晴れの空の下、出掛けることになりました。
  自宅から駅までの道、ほんのちょっぴり遠廻りなのですが、
  いつもとは違った道へ・・。

   その道を辿ると、これも又、
  ちょっぴりセピア色の風景が広がり、
  以前から私の好きな道の一つになっています。






 


 



   5分や10分遅れたって、
  どうってことのない気儘な外出。

   でも廻り道した甲斐がありました。
  水引草の群生している場所に、出会ったのです。

   この所の外出、私も心得たもの!! 
  大きな紙袋に花鋏まで、
  バッグの中に忍ばせているのですから。

   帰りには、必ず採集して帰ろうと思うと・・
  楽しみも膨らむというものです。

 



   “道を辿るという文句は、滑らかに思えるので、
  出来るだけ使っております。・・・”
 

 



   ~とは、アン から ギルバート への手紙の一部です。
  アンは本当に良く、散歩を楽しみました。

   あの 『お化けの森』 も、
  墓場に続く道だって、いといません。

   自然と会話し、そこには、
  常に新しい発見がありました。

   アンのように自然と会話は無理にしても、
  道を辿ること位なら、私にも出来そうです。

   その水引草、今日はたっぷりと持ち帰りました。
  他にも色々、食指は動いたのですが、
  何分、秋の釣瓶落とし。

   何かと気忙しいこともあって、
  そこら辺の物をザッと・・・。

   水引草って派手さはないけれど、
  ちょっぴり頼りなげで、可憐な花ですね。

   信楽焼きの秋らしい素朴な壺に挿してみました。
  仄かに草原の香り? が漂います。







 



   先日、友人から頂いたディズニーのクッキー缶が、
  花びらの貯金箱として、生まれ変わりました。
  文字通りの pot-pourri です。

枯葉色のアルバム

2006-10-14 17:27:21 | ハーブと香り雑学
   今日もこちらは、晴れ渡りました。
  開け放った窓からは、この時間になっても、
  気持ちの良い風が吹き込んで来ます。
  暑からず、寒からず・・丁度いい気候です。

   相変わらず金木犀の芳香が、お部屋の中まで。
  今のこの時期は、この自然の香りで十分で、
  アロマなど焚く必要もないほどです。



   昨日は、薔薇模様のランプを
  衝動買いしてしまいました。

   これでも灯油を入れれば使えるそうです。
  押し花の額と一緒に、お部屋の中も
  一気に秋色に変身です。

   ところで、昨日の 『オトコエシ』?
  早速、軒下に吊るし、ドライフラワーに
  したのはいいのですが・・。

   どうやら違ったようです。
  でも、ちゃんと香っているのです。

   それにしても・・。
  なぜか気になるオトコエシの香り・・

   ~なんて、
  昨日は、気取って書き込みましたのに。

   だとすれば、実際のそれは、
  どんなに素晴らしい香りなのでしょう・・?

   興味津々です。
  兎にも角にも私の早とちりでした。

   それにしても、ニガクサやカワミドリは
  紫色の花ですし、タチジャコウ (タイム)、
  ミズヒキソウ、ウド等など・・・。
  思い付く植物を片端から調べても分りません。

 




   「あたし、どの位松が好きか知れないわ。
  あらゆる時代の物語の中に、
  その根をぷかっと広げているように見えるわ。
  時々、こっそりここへ来て、
  松たちと仲良く話すとほっかりすることよ。
  あたし、いつもここへ来ると、
  とても幸福な気持ちになるの。」


 




   以前の樅の木もそうですが、
  アン は樹木に対して、特別な思い入れがあるようです。

   ここでのマツは、
  日本の松とは若干違うようですが、香木のようです。

   きっと アン も、
  その香りの効果を堪能したのでしょうね。

   言うまでもなく、香木の代表格は、白檀、沈香ですが、
  クロモジ、ヒノキ、クスノキ、ヒバなども
  香木の範疇(はんちゅう)に入るようです。

   それらも然ることながら、これからの季節、
  野山ではマツボックリを先頭に、ドングリやシイの実、
  トチの実・・が出現します。嬉しい悲鳴です。

秋の山野草の香り

2006-10-13 22:52:15 | ハーブと香り雑学
   今日は再び雲一つない、
  すっきりした青空となりました。日本晴れです。

   そして今日の青空のようなラベンダーが、
  今のこの時期、花を付けました。
  もう終わったと思っていたのですが・・。






 


 




   折角の青ですので、
  ついでにキャンドルも青で、リラックスです。

   お香も、ラベンダーにすれば良かったと今になって後悔。
  でも香りは、やはり薔薇が好きなのです。

   ところで、晴れ渡った秋空の下を
  自転車で出掛けたのですが、あるお宅の庭に、
  咲き乱れている紫苑を見つけました。

 




   “2人(アンとダイアナ) を巡る風景は
  全て秋を囁いていた。・・・
  グリーンゲイブルスの家の下手に当たる
  谷間の小川には、薄紫の 紫苑の花 が、
  こぼれるばかりに咲いており、
  「輝く湖水」 の水は、青 ― 青 ― 青一色であった。”


   



   このように、『赤毛のアン』 にも
  再三登場する紫苑の花。

   その通り、沢山のそれは、
  ハッとするほど綺麗で、見事でした。

   来年の今頃は、我家の庭も、
  この紫苑の花で一杯にしたいと心から願ったものです。



   そうそう、リラ版
  『恋人の小径』 も
  通ったのですが、
  そこの草むらに、
  オトコエシ(男郎花)を
  見つけました。

   つい雑草に見られがち
  ですが、実は立派なハーブ。

   オトコエシって、
  何だか気になる香りですね。

   土を付けたまま、
  一塊持ち帰りました。

   そう言えば、その 『恋人の小径』 の
  銀杏並木、もう少しで色付きます。

   野山が紅葉色から朽葉色に変わる頃は、
  香りも又、変身を漂わせるのでしょうね。

   森林浴を楽しみながら、香葉・香木狩りにも
  出掛けようなんて、今から楽しみにしています。

繊細な白から枯葉色に・・

2006-10-12 16:48:16 | 私の手作り夢時間
   午前中こそ雲の多い天気でしたが、
  今は、すっかり晴れて来ました。

   それに朝は寒い位でしたので、
  そろそろホットカーッペットを・・と思ったのですが、
  思いの外、暖かく、もう少し先送りです。     







  


 



   そのせいかどうか、
  一時程ではないけれど、未だに虫の声。

   そして蜜を吸っているのでしょうか、
  セージにも・・・。

   相変わらず、ハイビスカスが咲き、
  今は一体、何月なのかと思います。

   かろうじて匂い立つ金木犀の香りが、
  10月であることを教えてくれるのですが・・。







  


 




   先日の蕾の薔薇が、再び綻んで来ました。
  それを庭から採って来て、一輪挿しの花瓶に活ける・・。
  その一連の作業は、心弾むひと時です。

   もう一輪、今度は白薔薇が6月以来の
  久し振りの蕾を付けました。期待が膨らみます。







  
 



   秋になりますと、
  白いレースではなく、
  温かいキルとがなぜか
  恋しくなりますね。

   そして灯りも
  オレンジの白熱灯に。

   右の写真はこの夏、
  ハマってしまった
  作品達です。
  暫く見納めでしょうか・・・。

   そうそう、先日来からの本、
  A・クリスティー作、
  『バートラム・ホテルにて』 を
  やっと読み終えました。

   これまでは斜め読みの達人? 
  でしたから今回は、意識して音読。
  お陰様で、しっかり頭の中に入りました。

   エドワード王朝時代そっくりそのままの
  外、内観を保ったホテル。
  そこに働く人々にもその精神は、生きています。

   「変われば変わるほど、同じことになる」・・
  その語句を逆にしてみる・・
  「同じであればあるほど、物は変わる」 
  「芸術作品が壊れる時は、悲しいものです」
   

   そこが、A・クリスティーらしいのですが、
  この言葉が、全てを表しているような気がしてなりません。
  懐古趣味も程々に・・ということでしょうか。 

憧れの暖炉

2006-10-11 16:42:14 | ちょっとアンティーク
   連日続いた日本晴れも、
  今日は、ひとまず終止符となりました。

   昨夜、お月様が姿を現さなかったのも頷けます。
  今は、雨は上がっていますが、
  なぜかほっとしている私がいます。

   晴れるのは、とても嬉しいのだけれど、
  (出掛ける分にはいいのですが) 
  家にいると、なぜか落ち着かなくて、
  心騒ぐことが良くあるのです。

   そういうことからすると、
  今日は心平安? です。おかしなものですね。



   ところで、私の憧れの一つに
  暖炉があります。

   写真の物は、暖炉もないのに、
  アンティークショップで、
  衝動買いしてしまった物です。

   普段は玄関先に
  飾り物として置いています。

   これが帽子好きな
  私にとって、格好な
  帽子掛けになっています。

   本当は、暖炉で本来の
  使い方をしたいのですが・・・。

   暖炉と言って思い浮かぶのは、
  “パティの家” での ジェムシーナおばさん です。
  そう、あの猫好きな・・・。

   赤々と燃えた暖炉の前の揺り椅子に座り、
  編み物や縫い物をしている彼女の姿。

   アンの時代には当たり前のようにあった暖炉。
  そう言えば、ミス・ラベンダー
  “石の家” にもありましたね。










 




   今日は又、嬉しいことがありました。
  近所の友人から連休中、ディズニーランドへ行って来たと、
  クッキーのお土産を頂きました。

   ケースがとても可愛いですね。
  そして新聞配達のお兄様からは映画の券を・・・。