【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夢のいっぱい詰まった場所

2007-02-07 19:48:45 | 旅気分・夢気分
 


 


   今日は日の出から、こんなすみれ色のカーテンがかかっていました。
  それでも昨日以上のいい天気!! 
  今日も雲一つない空でした。



   冬日和と言うより、春を思わせる陽射しの中、
  出掛けて来ました。行き先は 『京都伊勢丹』。

   チョコレートの祭典、<サロン・ド・ショコラ> が
  今、丁度開催中です。(2/14まで)

   どうやら 『新宿伊勢丹』 から 『京都伊勢丹』 に
  移動して来たようです。そのことは junochoさん の
  ブログで知りました。

   直行したのは 『マゼ』 のブース。
  プラズリン (アーモンド菓子) を求めました。
  フランスでは知る人ぞ知る、有名なお菓子です。

   プラズリンと言えば、初めて頂いたのは、
  学生時代でした。私にとって思い出の味なのです。

   その頃、“こんなに美味しいお菓子があったなんて・・” 
  と、感激したお菓子。ゆっくり味わって頂きます。

   もう一つは、オーストリアの 『デメル』 のチョコレートです。
  これもウィーンの王宮御用達だったとか。
  こちらも創業219年を誇ります。

   猫のパッケージがとても可愛くて、
  猫の舌をモチーフにしたチョコレートは、ユーモアを感じさせます。

   ただプレゼント用に買って来ましたので、
  箱の絵の公開は2/14以降になりますが・・・。(一つは主人に)

         




【マゼ・プラズリン】


【「デメル」 のチョコレート】
    

すみれ色のカーテン

2007-02-06 15:18:03 | 香る庭の花綴り
 


 



   今日の東の空は、薄らとすみれ色の霞がかかり、
  まるで春の空でした。

   それもその筈です。
  昨夜のニュースで言っていましたが、
  今日は桜の咲く頃の気候と言うのですから。



   道理で・・。
  これまでこちらの冬の天気は朝晴れていても、
  午後になると決まって雲が出て来たものです。
  それが今年に限っては、全くありません。

   変だな、とは思っていたのです。
  でも冬の天候でなく、春ならそれはあり得ますね。
  いつもとは何かが違う気がします。

   写真のカンナも例年ならとっくに葉を落とし、
  春遅くなって又、芽を出すのが常ですが、
  今年は半分はそのままです。

    



   「・・・朝はどんな朝でも良かないこと? 
  その日にどんなことが起こるか分からないんですものね。
  想像の余地があるからいいわ。
  でも今日雨降りでなくて嬉しいわ。
  お天気のいい日の方が辛いにしても我慢しやすいし、
  元気にしていられますもの。・・・」


 



   この言葉の先を・・現在のこの気候を目にした 
  アン に、ちょっと聞いてみたい気もします。
  アンは何と言うのでしょう・・・?

   さりとて、地球規模で起こっている、
  様々な温暖化現象は気になる所でもあります。

   しかしながら、今すぐどうなるものでもないし、
  今日一日はアンの言うように、天気の良い事は素直に喜び、
  その日に出来ることを精一杯するしかないのでしょうね。






 
【ヒマラヤ雪ノ下】


 



   そうは言っても、我家の小さな庭は、すみれは言うに及ばず、
  この時期にして早くも “春爛漫” です。
  今年は、花びらも沢山採れそうです。

たゆたう香気

2007-02-05 16:30:27 | ハーブと香り雑学
  
            【暁の空】               【1時間後の日の出】


 



   今日は日本全国、真っ赤なお天気マークが並びましたが、
  こちらも例の如く、見事に晴れました。
  今日もこの時間になっても、雲一つありません。

  これまで、毎年2月になると、
  真っ先に梅のお香を焚いたものです。

   そして、いち早く春の気配を感じ取ったものですが、
  今年はオイルばかりで、すっかり忘れていました。





   遅ればせながら今日、焚きました。
  今も焚いていますが、今日は1日中、
  この香りに包まれていようと思います。

   2月の梅の香りは・・。
  外はまだまだ寒いけれど、心なしか陽射しも
  柔らかくなり、もうすぐ春だという期待感、
  ワクワク感を感じさせてくれるものでした。

   それにもう一つ、今年は、例年になく
  暖かかったこともありました。

   そんなこんなで、いつもの習慣がちょっと狂ってしまいましたが、
  この香りを嗅ぐことで、やっと我家にもいつもの2月が
  やって来たような気がします。それにしても、いい香り・・・。

   オイルもいいですが、お香にも捨て難いものがありますね。
  何しろ気軽に楽しめるのが、いいです。

   オイルだとなかなか手が出ない薔薇やバニラだって、
  お小遣いの範囲内で、いくらでも楽しめるのですから・・。

   尤も、じゃ香のように、
  1キロ1500万円と言うのもありますが・・・。
  そうそう、沈香で1キロ50万円位だそうです。

   これらは例外としても、日本製のお香なら、十分楽しめる気がします。
  自分の好きな香りを求めて、お店を回るのも結構、心弾むものです。
  私はと言えば・・

   中国、インド、タイ、USA製の物など色々試しましたが、
  結局、淡い香りで、変に濃厚でない、
  花の香り中心の日本製に落ち着きました。

   それに、『香十徳』 と言われるように、
  香りを楽しむだけで十分なのに、そんな徳があるなんて。

   何だか得をしたようで、これまた嬉しいですね。
  以下にその 『十徳』 を記しておきます。

        



【香十徳】 (一休上人が記したと言われるお香の効用)】


          1.感覚鬼神     感覚を研ぎ澄ます
          2.清浄心身     心身を清浄にする
          3.能除汚わい     汚れを取り除く
          4.能覚睡眠     眠気を覚ます
          5.静中成友     孤独感を癒す
          6.じん裏倫間     多忙時であっても心を和ます
          7.多而不厭     沢山あっても邪魔にならない
          8.寡而為足     少量でも芳香を放つ
          9.久蔵不朽     何百年経ても朽ち果てない
         10.常用無障     常用しても害がない

早春の輝き

2007-02-04 17:05:11 | リラのお気楽ユメ日記
   こんな曇りがちの空で明けましたが、
  今日も晴れの暖かい天気になりました。

   朝起きた時、少しばかり路面が
  濡れていました。雨も降ったようですね。

   午前中は、それでもまだ雲は
  あったのですが、今は全くありません。

   あの雲は一体、
  どこに行ってしまったのでしょう。



   これは、午後3時に撮った空ですが、
  今、目の前の空は、ちょっぴり
  すみれ色がかった、薄い青い空です。

   しかしながら、厳寒の冬が来て・・
  再び暦通りに、春になるのも
  珍しいですね。

   写真の右の瓶の中の物は、
  ポプリ ならぬ、ビーズです。



   これは古くなったセーターの前面と袖に、
  びっしり付いていたビーズを
  バラした物です。(左はポプリ)

   こうして置いていても、結構綺麗
  なので、使い道が決まるまで、
  このまま飾って置こうと思っています。

   今は、さて、何に使おうかと思案中です。
  でも、このビーズ、最後までしっかりと
  くっついていて、取り外すのも大変でした。

   その日のうちに、パラパラと落ちてしまった、
  “いつかのスカーフ” とは大違いです。

   ところで今回、(短いですが)手紙を書いてみて、
  最近、いかに字を書いていないかを、つくづく思い知らされました。

   大好きなバラ(薔薇)を初めとして、
  レモン(檸檬)、コーヒー(珈琲)の 漢字が書けない!! 

   本来、私は縦書きが好きなのですが、
  手紙を書かなくなりましたので、その機会もめっきり減りました。  

宛先のない手紙

2007-02-03 16:42:08 | ちょっとアンティーク
   こちらは、今日も雲一つない空で明けました。
  どこを探しても360度、何もありません。

   今年はこんな空が殊の外、多い気がします。
  でも、とても有り難いことですね。

   でも、今朝の寒かったこと!!
  昨夜の晴天と・・所謂、放射冷却のせいで、
  今朝ばかりは、ストーブとエアコンの
  両方をつける羽目になりました。

   でも昼間は思わず、うとうとしてしまうような、
  冬の日溜りの中にいました。

   午後になって南側には、少し雲が出て来ましたが、
  北と東の空は相変わらず、どこまでも青い空です。

   と、言っても薄い青色の空。
  アンの世界 ではこんな空は夏の空なのですが・・。
  でも今日はやけに、目の前に見える山がすぐそこ、
  手の届く位置に見えます。それだけ空気が澄んでいるのでしょうね。



   これは昭和40年代頃まで使っていた?
  インク入れ兼ペン立てです。

   万年筆が、まだ一般的でない頃、
  ペン先にインクをつけて使って
  いたのでしょうね。

   尤も、万年筆も今ではほとんど
  使われなくなりましたが・・・。
  そうそう黄革の手帳は私の愛用品です。

        





 



   ところで、昨夜はこの冬一番の寒さでした。
  とは言ってもこれで平年並みとか。

   今までが、とりわけ暖かかったので、
  寒く感じたのでしょうね。

   そんな寒い冬の夜、別に外は雪でも嵐でもないのですが、
  アンを真似てなぜか手紙が書きたくなりました。

   私も相当、アンに感化されてしまったようです。
  そう言えば・・今ではこれもほとんど使わなくなった
  便箋も沢山残っています。

   だからと言って今更、手紙なんて出す相手もいません。
  ・・という訳で宛先のない手紙を書いてみました。
  相当の暇人です。

   でも、読む人が読んだら分かると思います。
  送る宛てのない手紙・・と言った方が、いいかも知れません。

静謐 (せいひつ) の時

2007-02-02 17:37:03 | リラのお気楽ユメ日記
 


 



   外がやけに明るいと思いましたら・・一面の銀世界!
  ・・とまでは行きませんでしたが、屋根に雪が・・・。

   白の世界は、いつもの見慣れた景色とは
  違った世界にいざなってくれました。



   その空は、降ったりやんだりを繰り返して
  いましたが、午前10時頃には、
  もういつもの青空が戻って来ました。

   ただ、いつもと違って、お日様も
  顔を出したり、引っ込めたりと、
  今日はとても忙しかったようですが・・・。

   こんな日は、街もひっそりと静まり返り・・
  朝のちょっとした、ざわめきもありません。
  こちらの薔薇も、雪を抱いて寒そうです。




   ちょっと可哀想かな!?・・とも思ったのですが、
  薔薇にとって雪は2度目。
  何とか耐えてくれるでしょう。

   それにしても、つい2、3日前は
  春の陽気でしたのに、今日は厳冬の冬。

   この姿のまま年末からここに
  こうして君臨しているのですから、
  薔薇は何でも知っている筈です。

   アンでなくても、
  薔薇の声を聞いてみたくなります。

   


   “今夜は雪になりそうです。
  あたしは雪になりそうな晩が好きです。
  風は「小塔や木々」の間を吹きすさみ、あたしの居心地の
  良い部屋をいっそう心地良くしております。
  最後の金色の葉が今夜、柳から吹き散らされることでしょう。”






黄昏の空


 


   今は勿論、雪も降っていませんし、
  早くも黄昏時・・を迎えつつあります。
  いつもの、すみれ色の空が窓越しに見えます。

   でも空気は、冷たく澄んでおり、
  今夜は、一番アン気分に近いのかも知れません。

   久しく会っていない友人に、手紙でも・・したためてみましょうか。
  暖炉に赤々と、火が燃えていれば、なおいいのですが・・・。    

如月の望月

2007-02-01 17:31:50 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
 
            暁の空                 2時間後



   今日から2月ですね。2月と言えば 如月きさらぎ
  漢字も語感もとても美しいこの言葉、
  大好きです。

   今日も、こんな空で明けました。
  午前8時半頃は、曇り空で1日中、
  こんな空かと思ったのですが、青空に。

   少しずつ日脚も長くなり、厳しい寒さの中にも
  ふとしたことで春の気配が感じられ、
  ワクワク感のある、わりと好きな月でもあります。

   この所の暖かさで、どうなることかと
  思ったものですが、今日は平年並みの気温のようです。

   昨日よりは少し雲がありますが、
  青い空にマシュマロのようなふわふわした雲も、
  太陽の煌きは、本来の季節の営みを感じます。

   ところで、昨日まだ充分明るさの残る黄昏の空に、
  白い、ほぼ満月に近いお月様を見ました。
  明日が満月(望月)なのですね。



   今日の珈琲タイムは又々、
  九谷焼のこんなカップで・・・。

   これまでカップを集めているわりには、
  偶に変えるものの、小さな範囲での
  サイクルだったような気がします。

   でも、このようなブログのお蔭で、
  今では少なくとも1週間単位で、
  カップを変えて楽しんでいます。

   このカップも久し振りです。
  と言うより、いつの間にか、その存在すら忘れている始末。

   別に押入れの中にしまっていた訳ではなく、
  手近にあるカップボードの中なのに、
  いかに無精になっていたか・・ということですね。

   でも、思い出はたっぷりあります。
  そんなこんなで、懐かしさと共に、
  ちょっぴりほろ苦いそんな珈琲タイムになりました。