【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ハーブ(香草)に染まって

2007-06-07 18:39:17 | ハーブと香り雑学
   今日も晴れの天気となりました。

   ただ、これまではカラッと
  していましたのに、昨日辺りからは、
  蒸し暑さも感じるようになりました。

   今日も、同様の天気です。
  いよいよ日本の夏の到来!? 
  と言った感じでしょうか・・。

   今日は、それでも、そよそよと
  風が吹いており、思い切り開け放った窓からは
  部屋の中まで心地良い風が入り込んで来ます。

   それは、ハーブの微かな香りも含み・・。
  そうなると今日も私は、いつもの場所に直行となりました。


   庭のチェリーセージ、
  ラベンダーが、いつの間にか、
  伸び切っていました。

   勿論、切り取ったのですが、
  そのついでにリース作りを・・。

   くるっと丸めて、ワイヤー
  で止めるだけの超簡単な物。

   そのまま乾かしながら飾ります。
  そうそう、枝はフレッシュなものを。


   さて、こちらは、先日刈り取りました、
  第一弾のドクダミが乾きました。

   早速、細かく刻んで茶葉に。
  新鮮ですので一際瑞々しく、
  緑が目に眩しいです。

   プ~ンと、ドクダミ特有の香りは、
  なぜか懐かしさも・・。

   毎年この時期の、我家の年中行事ですが、(ドクダミ茶の) 
  新茶の香りも、なかなかのものですね。

   これから庭のドクダミを順次刈り取り、お茶作りです。
  これまでは、一気にやっていましたので、大変な作業でしたが、
  このやり方でしたなら・・いけそうです。

緑の中の芳香

2007-06-06 17:23:42 | ハーブと香り雑学
   連日、晴れの天気が続いています。
  今年は少しばかり入梅が遅れているそうですね。

   昨夜の月は少し雲が出ていて、
  その雲間から顔を覗かせている月は、幻想的でもありました。

 



   “雲が駆け抜けた後、
  月が何と煌々と輝いていることか!”

                            【「炉辺荘のアン」 第25章】



   そう言えば、明後日はもう
  「下弦の月」 なのですね。

   写真は集めに集めた、
  今年の花びらです。

   ひとひら、ふたひら・・。
  それが、こんなに溜まってしまって。

   そして、その相乗効果で、
  花達も次から次へと咲いてくれ、
  嬉しい? 悲鳴を上げています。

   硝子に、レースの袋の中に入れた花びらは、
  いつの間にか、しっくり混じり合って、
  優しいポプリになるのです。
  空き瓶には手作りカバーで精一杯、お洒落して・・。


   あの太陽が、
  あの屋根の向こうに移れば・・。

   それを合図に、私だけの
  とびっきりの場所に引越し? 
  というのが最近の私の
  日課になりました。

   木陰の下で、ボ~ッとするも良し、
  本を読んだり、お茶を頂くのも良し。

   ラベンダーやセージなど、
  ハーブの香りも身近に感じられます。

   今日は、風がありませんので、
  花びらの香り付けをここでしてみました。
  どんなに花びらを散らかしても平気です。

   ところで、昨日のアンの言葉に続いて、
  今日もこの一言を・・。

   今、盛んにアンチ・エイジングが言われて
  いますが、次のアンの言葉も胸に沁みます。

   「私も年を取ったらしいわ、ギルバート。
  人が私に、『お若くお見えになります』 
  などと言うようになりましたもの。
  若い時には、決して人はそんな事は言わないものよ。・・・・・」
 
                             【「アンの娘リラ」 第18章】  

花のお喋り

2007-06-05 16:56:29 | 香る庭の花綴り
  

  
                  【今年初めてのハイビスカス】      【名も知らぬ花】




   快晴とまでは行かないものの、
  今日も概ね晴れの天気になりました。

   それにしても昨夜のお月様は、
  ちょっぴり黄色っぽいものでした。

   青白い冴えたお月様は、
  ちょっと近寄り難い気がするけれど、
  昨夜のそれは、はにかんでいるようにも見え、
  又、妙に親しげでもありました。

   最近、つい庭で過ごす時間が多くなり、
  それには紫外線という大きなリスクが
  あるのでしたね。

   鏡を見ると、
  やはり日焼けしているのが分かります。

 



   「ああ、でもこの鏡は、ごまかせないわ、おばさん。
  『お前は、元のように若くない』 
  と、はっきり言っていますもの。」

                            【「炉辺荘のアン」 第1章】



   我家には、うぬぼれ鏡しか置いていないつもりですが、
  アンの言うように鏡は、正直です。

   友人から朝のゴミ出しの時にもお化粧すると
  聞いて、私もそうするようにしていたのですが、
  逆にその事で、すっかり安心していました。

   とは言っても、ハーブの生長を観察したり、
  花びら摘みも、それはそれで楽しくてやめられません。

   最低限、お化粧に帽子、長袖シャツは、
  特にこれからの季節、必需品ですね。

   さて、これまでこのブログで紹介して来たペチュニアは、
  なぜか去年からの地植えのものばかりでしたが、
  今日は鉢物です。そして・・・。

   道端に咲いていた名も知らぬ花を庭の隅っこに植えていましたら、
  いつの間にか、小さなピンク色の花を咲かせていました。
  (上から二段目、右)

   かと思いましら、今年初めてのハイビスカス、そして薔薇も・・。
  種々雑多な花が、所狭しと今、咲き乱れています。

美と薔薇の崇拝者!?

2007-06-04 16:10:43 | 煌きの硝子(ランプ含む)
   昨夜も南の空には、
  お月様がしっかりと
  顔を出してくれました。

   そんなお月様を眺めるだけで、
  なぜか妙に安心して休んだものです。

   そして今日は、昨夜の予感通り? 
  本当に爽やかな天気になりました。

   今丁度、私の視線の先に
  ピンクの花びらをまとった、
  ペチュニアが見えます。

   これはたった1本だけ友達から頂いた物が、
  こんな風に人の背丈以上になりました。



   さて写真は、一昨日衝動買いしてしまった、
  イタリア製の硝子の花瓶です。

   薔薇の手描きの絵が面白くて、
  つい買ったのですが、
  何を入れようか今、思案中です。

   それにしても、
  薔薇の絵が描いてあるだけで
  欲しくなるなんて、
  私も相変わらずですね。

   これでは物は、益々増えるばかりで、
  スッキリ暮らすのは、夢の又、
  夢となりそうです。

   いつも決心はするのですが、可愛い物に接すると・・
  その決心は、どこかに行ってしまうのです。







 



   「・・・・・夢を見るためでもあるわ、マリラ。
  部屋に綺麗な物があった方が
  余計いい夢が見られるじゃないの。
  あたし、この枝をあの古い青い壺に挿して、
  テーブルの上に置こうと思うの。」
                  
                    【「赤毛のアン」 第16章】

   


   今思うと、つい先日のこと、
  あるブランドショップで見た、アールヌーボー風の絵柄の(薔薇)
  素敵な花瓶が忘れられなかったせいかも知れません。
  どこかでそれを意識していたようです。

   そして、こちらは昨夜、もう一度灯してみた、
  例の薔薇のランプです。(オイル式)

   電気のランプと違って、
  灯りがとても柔らかく、
  ほっと心和む瞬間です。

   昨日も記しましたが、ランプシェードが、
  透明の硝子ですと、もっといいのですが・・。

   他の灯りを全部消して・・。
  ゆらゆらと揺らめく、こんなランプの灯りは、
  人の心をも優しく包み込んでくれる、そんな感じです。

休日の薔薇時間

2007-06-03 17:42:04 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
【トマト入りスープにローズヒップ&アフリカつばき茶、ローズマリーワイン】



   鶯の鳴き声で目覚めた休日の朝。
  それにしても今年のようにこんなにも身近に
  鶯の声を聴く事が、かつてあったでしょうか。

   それは嬉しいのですが、
  今私の住んでいる所も、元は山でした。

   でも、ほんの数年前迄は、鶯の声など
  一度も耳にした事はありません。今では、
  もっと奥の方の山も宅地化されています。

   鶯が人間のせいで、山から下りざるを得なかった理由を考えますと、
  暗澹(あんたん)とした思いにさせられます。
  さて、冒頭の写真。・・今日の朝食です。

 



   「中央には大きな花瓶に野薔薇を一杯挿しておき、
  銘々皿の前には、薔薇を一輪ずつ置くのよ。・・・・・
  そして、モーガン夫人の所だけは、
  特別に薔薇の花束を置くの。・・・」

                        【「アンの青春」 第17章】

   このアンの精神は、素晴らしいですね。
  ちょっとした食事も自分流のテーブルセッティングを
  して頂くと、愉しいですね。

   今日は、先日求めた薔薇のランプに
  やっと灯油を入れました。

   灯りを灯してみましたが。です
  朝ではその雰囲気、なかなか伝わりませんね。

   と言ってもシェードが陶製なので、
  ほんのりオレンジ色になるだけでした。

   やはり焔が見える硝子の方が断然、綺麗です。
  カップも、久し振りに薔薇のカップにしてみました。
  黄色い薔薇。今回も 「ノリタケ」 製です。

 



   「私、赤い薔薇が大好きですの。
  アンはピンクの薔薇が一番好きですし、
  ギルバートは白が好きなんです。
  でも私は、真紅のが欲しいんですわ。
  私の内にある熱望を満たしてくれるんです!」
          
                   【「炉辺荘のアン」 第38章】

 



   これは、いつも身の回りのどこかに、
  真紅のものを付けているという、あの レスリーの言葉 です。

   生憎、ここでは黄色い薔薇の事は、
  どこにも出て来ませんね。そう言えば、

   花言葉は・・なぜか、
  「嫉妬」「薄れ行く愛」。一方、私は・・・。

   薔薇であれば、何色でも大好きです。
  そうそう余談ですが、その昔ヨーロッパでは、
  「薔薇の下で・・」 と、言ったら・・
  秘密に、内緒で、と言う意味だったらしいですね。  

風を感じる月

2007-06-02 23:44:46 | 路傍の花~道草
   こちらは、今日もいいお天気になりました。
  ただ昨日までと違うのは、
  気温が少々高くなった事でしょう。

   でも湿度がない分、
  カラッとしていて爽やかなのは相変わらずです。
  
   梅雨に入っても、こんな風でしたら
  いいのですが、そんな訳には行きませんね。

   昨夜は、(休む前)満月のお月様が、
  南の空に燦然と輝いていたものです。

   アン ではありませんが、
  月光に濡れた深夜の景色は、幾分詩的? でもありますね。






 
【可憐な野の花・我家のドクダミ】
 

   


   6月の異名、『水無月』 の事は昨日も記しましたが、
  異称も多く、「涼暮月」すずくれづき、「松風月」、「風待月」かぜまちづき 等など・・。
  語感も爽やかで、どれも美しい呼び名ばかりが並んでいます。

   梅雨独特の蒸し暑い気候だから、
  人々はささやかな風にも喜びを感じ、
  こんな風流な名前を付けたのでしょう。
  ここでも日本人の素敵な感性を思います。

   上の写真は、今日の道草の途中で見つけた、
  可愛い草花達です。そうそう、我家のドクダミ。

   一度に採って洗って乾かして・・。
  それが思いの外、大変ですので、
  今年は、毎日花開いた分だけ採る事に・・。
  たったそれだけの事ですが、随分楽になりました。

   いつも思うのですが、道端の草花って、
  どうしてこんなにも小さくて可憐なのでしょう。
  ひっそりと目立たないけれど、それでも必死で咲いている・・。

   そうそう冒頭の写真の、名前も知らない
  これも小さな白い花には、芳香もありました。と、いう訳で・・。
  最近、外出すれば、下を向き、道草ばかりしている私がいます。   

アン気分に一番近い服

2007-06-01 17:14:51 | リラのお気楽ユメ日記
   ここ数日、この季節には珍しく、
  ヒンヤリした天候が続いています。

   いよいよ今日から6月ですね。
  1年の丁度半分。6月の異名と言えば・・。
  言わずと知れた 「水無月」 ですね。

   旧暦6月は、夏の盛りだった事から、
  水も涸れ尽きるという意味で、こういう命名になったとか。
  一方、アンの6月と言いますと・・。

  


   「いつも 6月 ばかりの世界に住んでいたら、
  どんなでしょうね。」
         
                       【「アンの愛情」 第28章】

   日本の6月は、
  どうしても梅雨の鬱陶しい
  イメージしかありません。

   でも、アンの住むその島は、
  それはそれは、美しい季節のようです。

   下記のこんな描写からも、
  その一片が窺えますね。

     


   “美しい 6月 の夕の薄もやの立ち込める
    畑に蛍が星のような明るさを灯していた。”

                         【「アンの青春」 第25章】

     


   さて、写真の服は長い間新品のまま
  タンスの肥やしだった物を引っ張り出して来たものです。

   肥やしにして置くのも勿体ないので、
  普段着にしようと思います。

   これにフリル付きの白いエプロンなんて、
  まさにアンの世界。楽しむのは自由ですものね。

   尤も、スカートの方は、
  今も時折、身に着けているのですが・・。

   このスカート、実はアメリカ製で、
  先日来から話題にしている叔母のプレゼントです。

   それだけに私のお気に入りでもあるのですが、
  私は昔からこんな服が大好きなのです。

   あまりと言いますか・・
  流行にはほとんど拘(こだわ)りません。


   そうそう、これと同じ物で色違いも持っているのですよ。
  長身の叔母は、ロング丈です。

   ところで、我家の庭のドクダミも、
  やっと白い花を付け始めました。

   まだまだ蕾の方が多いのですが、
  一部を洗って干しました。一度には大変ですので。
  用途は、勿論お茶です。