【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花のオーラ

2013-04-07 17:40:58 | 香る庭の花綴り

【咲いた、咲いた~♪】


【並んだ、並んだ~♪】


【もう一つの 「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】



日が高く上った頃に目を覚ました アン は、
起き上がると窓からさんさんと射し込む
明るい日光に目をしばたたいた。
窓の外では何か白い
ふわふわしたものがそよいでおり、
その間から青空が覗いていた。
(中略)
・・・今は朝だ。
そうだ、それに窓の外では桜の花が満開だ。
                   【「赤毛のアン」 第4章】


   今日は、どこまでも白い空。
  天気予報では一日中曇りとの事でしたが、
  午前中にかけて、パラパラッと雨が降ったりやんだり。

   それは決して大降りではありません。
  おまけに気温も昨日より低めとなっています。花冷えですね。

   ところで、我家のすぐ目の前に見えていた山の桜。
  場所によってはまだ残っているのもありますが、
  ほぼ散ってしまったようです。
  雨だけならまだしも風まで吹いたのでは仕方ありませんね。

   『アンの世界』 の描写のように、窓のすぐ傍の桜ではありませんが、
  起床と同時に眺める山の桜が、ここ最近の一番の楽しみでしたのに。

   そう、こんな時も アン を気取って。
  明日からは何を楽しみにしましょう・・。~なんて。

   しかしながら良くしたもので、
  チューリップを初め、今、春の花が続々と開花しています。

   既に花芽を付けているのは 「フリージア」 に 「釣鐘草」、「卯の花」。
  先日もここに記した、植えた覚えのない花は、
  どうやら薄紫色の蕾を。一体、どんな花が咲くのか楽しみです。   

華と樹と空と

2013-04-06 17:23:17 | 旅気分・夢気分







   今日の天気予報は曇り後雨。
  起床時こそ雨は降っていませんでしたが、
  案の定と言いますか・・予報より少しだけ早く降り出しました。

   今日は低気圧の影響もあって、全国的に風雨が強いそうですね。
  そんな事もあって、昨日から今朝にかけ、テレビ等でも不要不急の用がない限り、
  外出は控えるようにとの呼びかけが盛んにされていましたっけ。

   電車の間引き運転なども行なわれているようですね。
  幸いな事に、こちらはそれ程でもありません。

   こんな天気の中を外出して戻ったばかりですが、
  少々、風はありましたが、雨の量が少なかったので助かりました。

   ただ折角の桜は舞い、道路はピンクの絨毯状態。
  それはそれで風情がありますが、やはり残念です。

   何だか、あっけなくて。儚い桜。
  尤も、だからこそ人々を惹き付けて離さないのでしょうけれど。











   さて、冒頭の写真。
  太陽の塔で既にお分かりですね。
  万博公園です。

   荒れ模様の今日が信じられない
  ような桜日和だった昨日のもの。

   今日が、こんなお天気ですから、
  多分、今年最後の桜でしょう。

   青い空に淡い桜のピンクが
  殊の外映えて辺り一帯が桜色に
  染まったものです。   

   ところで、こちらの桜のトンネル。
  訪れたすぐの、まだ早い時間には
  桜の絨毯には程遠かったのですが・・。

   午後になって風がそよ吹き、
  花吹雪状態に。

   上を見ても下を見ても
  ピンク、ピンク。

   地面に伏している子供たちの
  姿がありますが、分かる気がします。

  



【咲いた、咲いた・・「チューリップ畑」 も】







 
【クッキーセット】

   
   桜見物の後は、一杯のお茶で一息。   
  まだお腹が一杯ですので、軽めのクッキーセットを。
  落ち着けるお店です。又、来ましょう。 

振り返ればそこは別世界

2013-04-04 18:10:18 | レトロ(素敵)な空間~散策







【すみれの谷ならぬ「桜の谷」】


「今朝は、寝部屋の窓の外にある
桜の木 にも名前を付けたのよ。
雪の女王 という事にしたの。
真っ白なんですもの。
勿論、いつもあんなに
花を付けている訳じゃないけれど、
でも咲いていると想像出来るでしょう?              
                 【「赤毛のアン」 第4章】



   今日は快晴の空となりました。まさに花日和。
  気温の方も朝こそ冷えましたが、
  日中は、ぐんぐん上がって暖かくなりました。

   目の前の山が桜色に染まっているのを見ますと、
  なぜか今年は腰の重かった私ですが、さすがに、
  矢も盾もたまらなくなって出掛けて来ました。

   家から徒歩10分位の、ごくごく近い場所。
  それに毎年のように来ていますから、
  写真もほとんど同じで、変わり映えしませんが・・。











   
   さて、アンが 「雪の女王」 と呼ぶ、『アンの世界』 の桜は白。
  淡いピンクの、日本の 「ソメイヨシノ」 とは違い、
  五弁の花びら一枚、一枚が細長いそうです。

   一方、こちらの桜は丁度満開。既に、ちらほら散り始めてもいて。
  今週末は雨と言いますから、これで見納めでしょうか・・。

   そうそう、明日も桜見物です。
  これは以前から決まっていて今年は間に合わないと
  諦めていましたが、かろうじて滑り込みセーフでしょうか・・。

セピア色の幻想

2013-04-03 19:30:53 | 私の手作り夢時間











アン が行ってみると、
レスリー は自分の部屋の
屋根窓の側に座っていた。
小さな部屋には韻律いんりつ的な
海のとどろきが響き渡っていた。  
             【「アンの夢の家」 第36章】



   

   昨夕から降り出した雨は朝には上がっていました。
  本当にこの所のお天気は、晴れとそうでない日が交互に訪れる日々。

   昨日は日射しがなかった割には暖かく感じたものですが、
  果たして今日はどうなのでしょう。

   朝方には風もあり少々、ヒンヤリ感も。かと思えば・・。
  暖かかったり寒かったり、この所の気温変動で、
  何だか訳が分からなくなってしまいました。

   






   私は、屋根裏部屋雰囲気の
  セピア色の部屋が好き。

   ここではレースを
  よく編みます。

   穴蔵みたいな場所ですから、
  却って落ち着けるのかも
  知れません。

   それこそ、今日の
  『アンの世界』のように、
  海の轟き・・なんて聞こえれば
  最高なのですけれど。

   今日は残り糸の利用法として、
  お花でも編んでおこうと
  思い付いたのですが・・。

   小さなお花でしたなら、
  残り糸を全部使い切れるかと。

   しかしながら、こんな小さな
  物でも糸が足りなくなりました。

   こんな点が、材料ばかり
  増える所以(ゆえん)ですね。納得です。

   そうそう、昨日の雨でヒヤシンスが
  倒れましたので、ピンクと青を摘んで来ました。

   たった二輪のそれですが、芳香は一級品。
  その香りと手作りのレースに囲まれてのレース編みは癒されます。
  私の部屋には、ひと足早くレースの小花が舞っています。

春時間の庭~その2

2013-04-02 17:56:56 | 香る庭の花綴り

【薔薇】




【「花韮(ハナニラ)」】





「裏手には大きな もみ の木立があるし、
小径こみちには ロムバディポプラ が二列に並び、
しごく感じのいい庭の周りを
白樺 が輪なりに取り巻いているんだよ。
玄関の扉からすぐ庭に
出られるようになっているが、
もう一つ入口があるんだ ――
二本の木の間に渡した
小さな小さな木戸がね。
蝶番ちょうつがいは一方の木の幹に付いており、
掛け金はもう一方の幹にね。
枝は頭の上で アーチ を作っているんだよ」         
                 【「アンの夢の家」 第2章】



   

   今日は曇り空。そう言えば・・。
  この所、晴れと曇りを一日おきに繰り返しています。

   その空は、お昼前くらいからパラパラ。でもそれだけ。
  それ以上降る訳でもなく、小康状態を保っています。

   ただ、こんなお天気ですが今日は、
  花冷えではありません。暖かくなっています。







【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】


【何の花!?】



   さて、春時間の庭には
  毎日、新しい発見が・・。

   冬の間には何の痕跡すら
  ありませんでしたのに、
  暖かくなった途端、
  俄かに新芽を付けるもの。

   はたまた秋の終わりに
  短く切り詰めた草花。
  (ローズゼラニウムやセージ類)

   それは枯れているのでは・・?
  と思わせるに十分でしたのに。

   いつの頃からか、横から上から
  ツンツンと葉っぱを出し、
  存在感をアピールして。

   ところで上記の
  「アンの夢の家」 の庭。

   樅にロムバディポプラ、
  白樺と来れば、私の憧れの木。

   でも、こちらではあまり
  一般的な木という訳ではありません。

   これらの木はかなり高くなりますし、敷地的にもかなりの広さが必要ですものね。
  でも、そこはお得意の 「想像の余地」 で補えば良いですね。

   そうそう、アーチと言えばジャスミンが凄い勢いで繁殖しています。
  これは十分、アーチになりましょう。今、ワイン色の新芽を続々と付けています。

   何年も花が咲かないリラは、もう諦めていますが、
  今年は、モッコウバラには蛾然、期待しています。
  そして新芽さえ殊の外、美しい薔薇も、いよいよ出番の時を待っています。

春! 麗しのレースを纏って

2013-04-01 16:51:28 | 私の手作り夢時間



【レース&レース】





それは美しい 真珠 のような
空と空気に春の匂いを持った
柔らかな静かな霧の深い朝だった。
あの山道の一曲がりごとに親しみがある。
そして全てのものが荒々しかった。
四月は老いる事を知らない。
若いもみはその針を濡らしている
真珠 のような玉と仲良くしていた。                  
              【「エミリーの求めるもの」 15.】



   

   今日は再び快晴の空となりました。
  今朝も冷えましたが、逆に日中は大層暖かくなりました。

   今日などはお天気も良いですし、すぐ目の前に見える
  桜の山に行って来たら良いのですが、なかなか重い腰が上がりません。
  つい10分ほどの所ですのに。これではいけませんね。

   ところで今日から四月。
  今年はなぜか一月、二月がゆっくりで、
  別に油断した訳でもありませんが、三月はやけに早くて。

   それはゆっくり過ぎた一月、二月をまるで取り戻すかのよう。
  一気に加速度を増したような気さえして来ます。

   エミリー によれば、老いる事を知らない四月だそうですから、
  今月は、味わって? せいぜい楽しむ事と致しましょう。









   さて、ランプカバーにと編んだ
  黒いレースが、あろう事か、
  行き場を失っています。

   (灯油ランプは、
  熱くなって危険ですから)

   色々試行錯誤しましたが、
  先日のランプは、やはり
  貝殻のそれがベストでしょう。

   メッシュの帽子とレースは、
  どうしても付け焼刃的な勘は
  拭えません。そんなこんなで。

   結局、煙が出るので
  今は使わない灯油ランプを
  解体する羽目に。

   又々、額置きにしたという
  訳です。それに掛けようと。
  これで3個目。

   今日もアンティークな
  ポストカードを。
  セピア色の美少女です。

   そうそう、ピンクの額。
  ピンクの桜は合いませんでしたが、セピア色のカードはぴったり。
  今、こんなレースとカードに夢中です。