だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

レーピンのすべてを見に行こう!

2012-07-29 21:31:47 | 展覧会
ロシアの画家イリヤ・レーピンは、大好きな画家の1人。カラヴァッジョの次に好き。レーピンの作品を初めて見たのは、93年4月東京都美術館で開催された「ロシア近代絵画の至宝 トレチャコフ美術館展」。

入ってすぐのところに、川で溺れた女性の遺体のすぐ横で警察官が煙草を吸っている絵が…。衝撃的でした。まるで現場写真のようにリアルで、静かな時間が流れていました。いったい、何があったのか?

引き揚げれた女性は、どうして死んでしまったのか?その絵にすっかり魅せられてしまい、展覧会は最高でした!イリヤ・レーピン、そして彼の友人で同胞のパーヴェル・トレチャコフ。トレチャコフ美術館で有名。

どうしてもトレチャコフ美術館に行きたくて、98年9月ロシアへ。サンクトペテルブルクとモスクワで、美術館巡りを堪能しました。もっと時間が欲しかったけど…。また、いつか行きたいです。

日本ではロシアの美術館展はいく度も開催されていて、そのたびに楽しんでいます。感動!渋谷のザ・ミュージアムで、「国立トレチャコフ美術館所蔵 イリヤ・レーピン展」が開催されるんです。

イリヤ・レーピンをもしご存じなければ、最高のチャンスです!レーピンの本名は、イリヤ・エフィモヴィチ・レーピン。1844年8月5日ハリコフ県チュグエフ出身。没年は、1930年9月29日。

1870年“移動美術展覧会組合”を結成し、のちに移動派となりました。今回の展覧会では、初期から晩年に至る様々なジャンルの油彩画と素描、約80点が来日。ポスターは、レーピンの妻の絵…

『休息‐妻ヴェーラ・レーピナの肖像』(1882)です。他に『作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像』(1881)、『皇女ソフィヤ』(1879)、『日向で‐娘ジェージタ・レービナの肖像』(1900)

突然帰還した男性に驚く人々を描いた『思いがけなく』(1884~88)、『トルコのスルタンに手紙を書くザポロジャーナのコザック』(1880~90)、そして『浅瀬を渡る船曳き』(1872)も。

この作品は、ロシア美所蔵の代表作『ヴォルガの舟曳き』(1870~73)を思い出させますね。レーピン作品のその他にも大いに期待しましょう!今回は、図録も買っちゃいましょう!わくわく。
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