だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

リスボン、盲目の恋人たち

2015-03-16 21:27:57 | 映画
“IMAGINE”…元ビートルズのジョン・レノンが作詞、作曲した曲。何かを想像したり、心に描いたり、思い描いたり…。ニューヨーク、セントラルパーク、西72丁目の入口からすぐの場所…

ストロベリー・フィールズには、IMAGINEの碑があります。ちなみにパークを出たセントラル・パーク・ウェストと72丁目には、ジョン・レノンが住んでいた“ダコタ・ハウス”があります。

1980年12月8日、ジョンが射殺されたのも(玄関前)ここです。映画ファンには有名な、アイラ・レヴィン原作、ロマン・ポランスキー監督「ローズマリーの赤ちゃん」(68)の…

撮影では、ダコタ・ハウスが使われました。あの外観は確かに怖い…。話が逸れましたが、アンジェイ・ヤキモフスキ監督「イマジン」(12)は、視覚障害者診療所の教師と教え子の恋物語。

ところで最近のポーランド映画は、勢いがあります。アンジェイ・ワイダ監督「ワレサ 連帯の男」(13)、パヴェウ・パヴリコフスキ監督「イーダ」(13)、マチェイ・ピェプシツァ監督…

「幸せのありか」(13)。ポーランド出身のポランスキー監督は、「毛皮のヴィーナス」(13)を発表したばかり。本作「イマジン」は、全編ポルトガル・ロケ、台詞はほぼ英語です。

リスボンの視覚障害者施設。修道院から場所を借り、世界各国の患者たちに治療やトレーニングを行なっています。そこへ1人の男、イアン(エドワード・ホッグ)がやって来ます。

白い杖を使わずに歩くことができるイアン。音の反響を利用する“反響定位”という方法。それは周囲にある物の位置や大きさなどを判断するのですが、これを子供たちに教えるのです。

ある日、エヴァ(アレクサンドラ・マリア・ララ)という女性がイアンに興味を持ち、時々様子を見に来るようになります。エヴァは、自室に籠もり誰とも口をきかずにいた外国人女性。

果たして2人の未来は?エドワード・ホッグは英国人、アレクサンドラ・マリア・ララはドイツ人。主演2人は外国人で、監督はポーランド人。意図的なキャスティングだそうです。
コメント
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