だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ハムレットはお好き?

2004-12-06 23:13:28 | 映画
もし、貴方が「ハムレット」の舞台や映画を見たことがあれば、きっとご存知だと思います。今日紹介するのは「ゴンザーゴ殺し」という芝居です。ほら、ハムレットが狂気を装い(父王の亡霊が言うように)先王を殺したのは現王(先王の弟、母の現在の夫。ややこしい~)ではないかと旅の一座に演じさせたあの芝居です。
説明が長~い!要は劇中劇です。弟が王を毒殺するという芝居を上演させ、それを見て動転する王の様子から殺人を確信し、復習を決意するのです。
芝居ではその後の出番がない、一座はどうなったと思います?興味ありますよね!知りた~い♪
そういえば「ハムレット」がらみの芝居って、結構あるんです。私がめちゃくちゃ好きなのは大阪弁で、ハムレットが脇役の「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」です。映画もありますよ。デンマーク王国の王族が全員死んでしまった後、後継者となる人物を描いた「フォーティンブラス」などなど。
映画の方は古典的(!)ローレンス・オリビエ版。あのメル・ギブソンが颯爽と美しい王子を演じたメル版。ケネス・ブラナーの4時間もの大作(上映時は休憩が入りました)。最近では現在のNYに置き換えたイーサン・ホーク版(いまいち)など。

来年上演される劇団昴の「ゴンザーゴ殺し」は、前回の上演時に第3回朝日舞台芸術賞を受賞しています。見るのが楽しみです♪興味を持った方は劇団昴へどうぞ。
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家があってよかった!

2004-12-05 21:51:04 | 映画
毎年、オスカー候補になっているのに日本ではそれほど話題にならない映画があります。もしかしたらこの映画も、その内容の暗さゆえ、見た人があまりいないかも…。今年の主演男優賞、助演女優賞、オリジナル脚本賞の3部門にノミネートされた「砂と霧の家」 ご覧になった?えっ、そんな映画タイトルも知らないって?エ~ン、そんなこと言わないでください。原作は同名のアンドレ・デビュース三世のベストセラー。主演はオスカー俳優2人、ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリーと「ガンジー」のベン・キングズレー。←素晴らしい!
お話は父の形見の家に住むジェニファーが、税金の滞納で家を失う所から始まります。一方のキングレーはクーデターで祖国を失った元大佐。競売にかけられたジェニファーの家を手に入れ、ようやく家族と落ち着くかに見えた時…  
家を取り戻そうとするジェニファーとの間に起こる問題が丁寧に描かれています。見ている方は果たしてどちらに感情移入するかで、見方が変るでしょう。しかし家についてこれほど執拗に思い入れる2人の間に、解決策があるはずもなく事態はどんどん悪い方に進むのです。つらい!

変な悪役(サンダーバードのフッドとか)もやるキングズレーですが、この映画は本領発揮。ジェニファーもきれいだけど自活できない女性を息詰まる程の演技で見せてくれます。なつかしいブルース・ダーンが良い役で出てます。サンフランシスコの美しい夕景色が、いつまでも心にしみる映画でした。よかったらDVDで見てね。
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読んでから見る?

2004-12-04 22:24:53 | 映画
かつて「読んでから見るか、見てから読むか」というキャッチコピーがありました。覚えてます?原作のある映画を見る時、先に読んでしまった時は「うっ、ちがう!」と怒ったり、「ああ~、こう変えたのね」と感心したり…。また自分で登場人物のイメージを作っておいて、それが映画でちがってしまうとかなりショックを受けたりします。で、私は昔から「見てから読む」派なんです。もちろん読んでしまった時は仕方ないので、なるべく良い方に解釈するようにしています(哀しい性格です…)

「マイ・ボディガード」の原作はA・J・クィネルの「燃える男」 生きる目的をなくした元CIAの男と、誘拐事件多発のメキシコに住む実業家の幼い娘。彼は娘のボディガードになるのですが、誘拐事件は起こるのです。元CIAの男はデンゼル・ワシントン、娘は「アイ・アム・サム」で観客の涙を絞った、ダコタ・ファニング。天才子役と言われるだけあって、うまい!うますぎ!かわいいっ!監督は「クリムゾンタイド」や「スパイゲーム」などのトニー・スコット。期待です。ちなみに原作を読んだ友人(!)の話では、娘は男の前で殺されちゃうんだそうです。映画を見て、感動したらぜひ原作も読んでみたいですね。
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映画も良いが芝居もね!

2004-12-03 23:50:36 | 映画
俳優座で上演中の「十二人の怒れる男たち」を見ました。この作品をはじめて見たのは、ヘンリー・フォンダ主演の1957年の同名映画。ただしリアルタイムではなく、後に渋谷の東急名画座でした。通いましたね~。100円とか150円とかで毎週のように自分が生まれる前の名作をバンバン見まくりました。あの頃は名画座や全線座に、本当にお世話になりました。懐かしい~。

TVでも映画劇場が結構あって、NHKの名作劇場とかでも見ましたね。ところで「十二人の怒れる男たち」。映画は名優たちが揃って、今思っても素晴らしかったと感動です。裁判が終わって陪審員たちが、有罪か無罪を決めようと話し合う室内劇です。今にも降り出しそうな雨の前の蒸し暑さがジワジワと伝わってくる緊迫したモノクロ画面は、なまじのカラー画面はお呼びでないくらい素晴らしかったです。映画の感動は時代を経ても、ヒシと感じられるでしょう。これこそ名作です。

俳優座の舞台は6年振りの上演で、私も6年振りの再会。もともとはTVドラマの脚本だったは思えぬくらい、緊迫した室内劇でした。必見!なお映画はラストに裁判所の外に出たシーンがあり、雨上がりと共に清々しい気持ちにさせてくれましたっけ…。
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今年のベスト1は?

2004-12-02 22:01:25 | 映画
昨日12月1日は「映画の日」 かつては記念日とばかりに欠かさず映画を見に行っていましたが、最近は忙しくて記念日だからといってホイホイと見に行くことが出来なくて、かなりストレスがたまっています。まっ、ストレスの原因は他にもありますが…。

まずは自己紹介もどきからはじめましょうか。たぶん物心つかない頃から映画が好きだったんだと思います。仕事は変っても趣味の映画は今も変りません!それから芝居も好きです。映画は洋画、芝居は翻訳物が好きです。シェークスピア劇なんか、良いですよね~。

おっと今は映画の話でした。2004年ももう少しで終わります。今年もたくさん映画を見ました。毎年、ベスト10を勝手に決めていますが決定はまだ先!自分でも楽しみです。

さてと今週は何を見ようかな~。やっぱり「Mr.インクレディブル」かな?
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