元日恒例の
ニューイヤー・コンサートのライヴを、
今年は初めてハイビジョンで見た。
指揮者は、2006年に続き
ロシア人のマリス・ヤンソンス。
前回は、硬くてあまり面白味がないキャラ
と感じたが、6年経って、
ちょっと老けたが、いい意味で
マイルドな感じになり、
なかなかいい指揮ぶりだった。
ウィーン少年合唱団が登場したのは
98年来14年ぶりだという。
ボーイ・ソプラノによる
天使の歌声が
ウィーン・フィルの透明な音色と
よくマッチして清澄な気分になった。
解説者によれば、
ウィーン・フィル独特の透明な音色は
ドイツ語で「ホモゲーン」(均質)と
称えられているそうな。
そして、使用楽器に
他のオケにはない
ウィンナ・オーボエや
ウィンナ・ホルンという
独特の伝統楽器を用いていることも
ウィーン・フィル独特の音色に
寄与しているとのことらしい。
今年は、フル・ハイビジョンの
37型テレビでの初視聴だったので、
いつもの黄金ホールが
ディテールまでクッキリと見え
その美しさには溜息が漏れた。
UPされている映像はTVからですか?
綺麗なものですね。