『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

宇宙生物学の教える処

2021-08-16 07:58:00 | 藤井 聡太
秋雨前線の停滞で、
雨降りの毎日である。

コロナと大雨の
アラート(警戒警報)とで、
閉門蟄居(ステイ・ホーム)
の常態である(笑)。

外出といえば
スーパーに食料品を
買いに出るくらいで、
それも開店時に
十分に人との間合い
(ソーシャル・ディスタンス)
を取ってである。

長かった夏休みも
いよいよ今週いっぱいとなり、
来週からはまた
通勤&学校臨床が始まる。

3校に勤務しているので、
それぞれ校風も
カウンセリング室も違っていて
最大の気分転換になる(笑)。

だから、
夏休み中も
家ん中のひと処に
腰を落ちつけず、
茶室に行ったり、
書室に行ったり、
台所に立ったり・・・と、
ウロウロして気分転換を
図ってるのだろう。

そう思うと、
なんだか「家」という
孤島暮らしか、
巨大戦艦内暮らしのような
気がしないでもない。







よほど気が塞いでくると、
人を避けて
郊外の山林に車を走らす。

やはり、
いつも、何かしらの
緑色植物を目にしてないと
心が落ち着かないので、
庭の木々だけでは物足りなくなると、
林間に赴きたくなる。

バロック音楽をかけながらの
雨の山道ドライヴも
案外いいものである。

お気に入りの湖畔で
後部座席に移り、
前のシートを先端まで出して
背もたれを倒すと、
それこそソロキャンプの
テントみたようになる。

そこで、しんみりと
リュートを爪弾いたり
愛読書を読んでみたりして、
非日常性を演出して
気分転換としている。

そのために、
時折、後部座席の
足元のカーペットに掃除機をかけ、
出先で小さなリヴィングになるように
手入れもしている。

クーラーに保冷剤を入れて
飲み物を数種類持参すると
さらに本格的な
オートキャンピング気分になる。

ノートパソコンも使えば、
まさに、ワーケーションも可能である。






きょうは
ソーちゃんの王将戦があるが、
残念なことに
有料チャンネルなので
観ることが出来ない。

月990円で視れるのだが、
ふだんはアベマで
無料視聴してるので
年に1、2回の棋戦のために
契約する気はさらさらにない。

なので、
ライヴ観戦はできないが、
明日のYouTubeでの
録画観戦はできる。

相手の稲葉八段には
3勝2敗なので、
油断ならない。

二次予選決勝なので、
これを勝てれば、
本戦トーナメント入りし、
そこを極めれば、
今、竜王戦の挑戦者決定戦を
争っている永瀬ッチとの
タイトル戦になる。

そこまでいく可能性は
十分にあり、
それを奪取する可能性とて
誰も否定できない処か、
「大本命」でさえある。

そうなれば、一気に、
叡王・竜王・王位・棋聖・王将の
「五冠」を今季に達成する
可能性さえある。

レジェンド羽生「永世七冠」は
26歳に「七冠」達成してるが、
そのレジェンドが、
「自分の十代よりはるかに強い」
と太鼓判を押してるので、
19歳にして「五冠」を制しても
何の不思議もない。








きのうは
お昼の"ぼっち飯"に
珍しくガパオライスを創ってみた。

ただ、アジアンチックに
ぼてーっと盛り付けずに
フレンチ風ドレッセにしてみた。

いわゆる
「映える」ようにしよう、
という時は、
わりあい元気なときで、
これが病み期だと、
どーでもいいわ…と、
なげやりになるから、
自分のメンタルヘルスの
自己診断にもなっている。









むかしの教え子の何人かが、
ティーカップでも
フェイスブックでも
ブログを見てくれている。

そのうちの何人かとは
大阪に出向いた時に会ったり、
フクシマに来た時に会っている。

そのたびごとに
詠み人知らずの
アフォリズム(箴言)を
思い起こす。

 ギャンブラーは一瞬の楽しみ
  農夫は一年の楽しみ
   教師は一生の楽しみ

まさに至言である。








高校の生物教員時代に
授業で配ったプリント類が
まだ物置きのキャビネットに
残っている。

それこそ、
40年前のタイムカプセルを
開けるようなもので、
『進化』の授業で用いたのは、
大学時代の『自主ゼミ』で
プレゼンに用いた【宇宙生物学】の
ガリ版プリントである。

久しぶりに見てみると、
生体の構成元素順位が
HOCNなのに
存在比のパーセンテージでは
OCHNの順なのか…と、
一瞬、疑問に思ったが、
あ、そっか、分子量の違いか…と、
気付くまでにしばし間があった(笑)。

どーも心理屋になってから
というもの、
自然科学的な思考法が
疎くなってきたのか、
単なる老化現象なのか…
いずれにせよ
劣化してきた事はたしからしい(笑)。

宇宙・地球・生命体に
Fe(鉄)が遍在しているのも
こうして改めて見ると
興味深いものである。

人間は、
赤血球のヘモグロビンに
Fe²⁺(鉄イオン)を持つから
血は赤くなる。

軟体動物は
Cu²⁺(銅イオン)なので
その血は青くなる、
と授業で教えたことがある。

そして、トピックとして、
南米ジャングルに棲息する
マメ科のある種では
クロロフィル(葉緑素)に
Mg²⁺(マグネシウムイオン)を持たず、
鉄イオンを持つので、
緑色でなく血と同じ赤色をしている、
という話をした事もある。

マグネシウムは
宇宙・地球・海に
遍在している。

海水や生理食塩水には
ナトリウムが
NaCl(塩)として使われているが、
これも、宇宙と地球に多い。

構成元素表から
気が付くことが一つある。

それは、
一個の生命体という閉じたシステムは、
宇宙・地球に遍在する
限られた【物質】(ハード)のみで
構成されている、
という事である。

だとすれば、
そのシステムが
ソフト的な
「生命活動」や
「意識活動」という
【現象】を有するとすれば、
その大元となる地球や宇宙に
同等もしくはより高次元の
【現象】を有したとしても、
論理的におかしくはない。

それを早計に
ラブロックの「ガイア論」
(地球生命体説)や
スピリチュアル系の
「宇宙意識」や
宗教的な「神」と
同じく見做すのは、
また別のハナシである。



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