きのうは
Y中に出勤して
驚いた。
玄関前の
アスファルトが
数メートルに渡って
亀裂が走っていた。
二階の渡り廊下では
壁にヒビが入り、
外が見えると
生徒が教えてくれた。
最新の校舎のはずなのに、
そう脆いとは・・・と、
意外にも思えたが、
高台を整地したような処に
建てられているので、
あるいは、振動が増幅されての
ことかもしれない。
カウンセリング室のチェロも
物の見事に
ネックが外れていた。
元々、音楽室にあった
バラバラのチェロを
自分で修復し組み立てたので、
この部分も接着したのだが、
その強度が足りなかったようだ。
表面板にも
縦にしっかりヒビが入っていたので、
そこも来週には
膠(にかわ)で補修せねばである。
こういう時、
リューティエ
(古楽器製作家)だと
さほど慌てずには済む。
まだまだ
体育館は寒くって、
きのうは5.7℃しかなかったが、
それでも、給食後に、
20分間だけ「速弾き」の
トレーニングをやった。
できるだけ、
全身を動かして
打鍵するように心がけ、
ピアノを使った
運動のようでもあった。
それでも、
さすがに、
カラダが冷える一歩手前で、
鼻水が出かかっていた。
教え子の投稿で、
「反出生主義」というのが
あるのを知って、
きのうはいろいろと
調べてみた。
「Antinatalism」と言い、
生まれてきた事や
人間を生み出す事に対し
否定的な意見を持つ
哲学的な立場として、
ショーペンハウアーなぞが
挙がっていた。
太宰の有名なセリフに
「生まれてきて、すみません」
というのがあって、
トンデモナイ表現だなぁ・・・と、
驚いたことがあり、
「厭世主義」「ニヒリズム」
というものを知ったが、
「反出生主義」は
また、それとも微妙に
ニュアンスが異なる。
極論では、
人間なぞいない方が
地球環境と他生物には
優しいはずだ、
という処までいくが、
それには一理あるとも思える。
子どもの同意を得れないのに、
「生病老死」の四苦八苦の世に
勝手に生み出すのは
理不尽で罪なことである、
と言われれば、
そうかもしれないとは思う。
芥川の『河童』には、
母親のおなかにいる胎児と
父親が対話するシーンがあり、
中の子が
家系に遺伝的に良からぬものがあるから、
産まれたくない・・・と、言って
堕胎を促す。
Y中に出勤して
驚いた。
玄関前の
アスファルトが
数メートルに渡って
亀裂が走っていた。
二階の渡り廊下では
壁にヒビが入り、
外が見えると
生徒が教えてくれた。
最新の校舎のはずなのに、
そう脆いとは・・・と、
意外にも思えたが、
高台を整地したような処に
建てられているので、
あるいは、振動が増幅されての
ことかもしれない。
カウンセリング室のチェロも
物の見事に
ネックが外れていた。
元々、音楽室にあった
バラバラのチェロを
自分で修復し組み立てたので、
この部分も接着したのだが、
その強度が足りなかったようだ。
表面板にも
縦にしっかりヒビが入っていたので、
そこも来週には
膠(にかわ)で補修せねばである。
こういう時、
リューティエ
(古楽器製作家)だと
さほど慌てずには済む。
まだまだ
体育館は寒くって、
きのうは5.7℃しかなかったが、
それでも、給食後に、
20分間だけ「速弾き」の
トレーニングをやった。
できるだけ、
全身を動かして
打鍵するように心がけ、
ピアノを使った
運動のようでもあった。
それでも、
さすがに、
カラダが冷える一歩手前で、
鼻水が出かかっていた。
教え子の投稿で、
「反出生主義」というのが
あるのを知って、
きのうはいろいろと
調べてみた。
「Antinatalism」と言い、
生まれてきた事や
人間を生み出す事に対し
否定的な意見を持つ
哲学的な立場として、
ショーペンハウアーなぞが
挙がっていた。
太宰の有名なセリフに
「生まれてきて、すみません」
というのがあって、
トンデモナイ表現だなぁ・・・と、
驚いたことがあり、
「厭世主義」「ニヒリズム」
というものを知ったが、
「反出生主義」は
また、それとも微妙に
ニュアンスが異なる。
極論では、
人間なぞいない方が
地球環境と他生物には
優しいはずだ、
という処までいくが、
それには一理あるとも思える。
子どもの同意を得れないのに、
「生病老死」の四苦八苦の世に
勝手に生み出すのは
理不尽で罪なことである、
と言われれば、
そうかもしれないとは思う。
芥川の『河童』には、
母親のおなかにいる胎児と
父親が対話するシーンがあり、
中の子が
家系に遺伝的に良からぬものがあるから、
産まれたくない・・・と、言って
堕胎を促す。
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