声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

竹鶴リタさん

2015-03-28 19:51:50 | 最近の話題

森瑶子さんが、かつて竹鶴リタさんの伝記をもとに書いたフィクションですが、

ドラマが終わる前に、読んだのが間違いでした。(~_~;)



ドラマのエリーさんは、あまりにも
良い人過ぎます。


森瑶子さんの小説に出てくるリタさんは、エリーさんとは違い、かなり気難しい面もあったようですね。


自宅の畳替えのとき、
畳職人が予定時間通りに仕事をしないことに腹を立てたり、

また、養女( エマのモデル)との折り合いも悪く、

しかも、養女は工場の従業員と駆け落ちし、一時期は絶縁状態だったというのを読み、

こちらのリタさんは、

完璧主義者で、融通の利かない面もあったようで、

ドラマのキャラクター設定との違いに驚きました。



森瑶子さんの小説は、

リタさんの故郷への想いをテーマに描かれているので

リタさんの実妹や実母とのやりとりの部分の占める割り合いが、物語の中で多くを占めています。


こちらも、フィクションですから
面白くするために当然、脚色されているとは思いますが、


実際に参考にされたとされる

竹鶴政孝著「ウヰスキーと私」などの文献を見ると

キャラクター設定に関しては、こちらの方が近いのかな?と思えてきます。


そんな事を考えたせいか、昨日も今日も泣けませんでした。(≧∇≦)


ただ一つ同じだったのは、

竹鶴政孝さんとリタさんは、夫唱婦随という言葉が当てはまるほど、

理想的なご夫婦だったこと…。

これだけは、揺るぎない事実だったようです。(*^_^*)






















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朗読の教材

2015-03-28 07:34:33 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
今日は、今年度のFMぐんま朗読講座の最終日。

次回からの朗読講座の題材について受講生の方から

「次は何を読む予定ですか?」

との質問をいただきます。


隔週土曜日に開講中の朗読講座では、

年度始めに、

講師がいくつか教材になりそうな作品を持ち寄り、

比較検討しながら、決定します。


朗読の教材選びのポイントは、

講座の期間内(3ヶ月6回)で、できるだけ読み切れる長さであること、

また長編の場合も、要点を押さえた抜粋をする、

そして一番重要なのは

「声に出して読む」に相応しい内容であるかどうかです。


教材選びには時間がかかります。

つい、読みやすい物を選んで読み始め

(あら、コレいいわね…)

と思っていても

途中で却下せざるを得ない事情も出てくるのが

きわどい内容…


( あぁ、これもダメか…)

例え、長さが丁度でも、あからさまな描写があるものはNG…

これが毎回の悩みなのです。(~_~;)


題材選びは大変な作業ですが、楽しくもあります。


ただ、 以前から気になっているのが

私が選んでくる作品が、かなり偏っているという事。


作家の文体の好き嫌いがハッキリしているので

内容より作家で選んでしまう…(~_~;)


様々な作品を取り上げることで、
朗読の奥深さを味わってもらうための
教室ですので


傾向の似ている作家ばかりでは、飽きてしまいますよね。


その点、他の講師は

さすがに心得ていて、教材選びが的確です。


ちなみに今回の選定で

私が持参した中では唯一、

内田百間を取り上げてもらえることになりました。

(^^;;

FMぐんまアナウンスセミナーの朗読講座は隔週土曜日の午前10:30~12:00開講中です。













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