声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

終わらない人

2016-11-13 22:07:11 | Diary
NHKスペシャルを観終わって、

やはり、
宮崎駿さんという人は凄い人だ…と

改めて思いました。


クリエイターとしての矜持は当然ですが、


アカデミー賞に輝いた作品を生み出した日本を代表するクリエイターとして

どんなに小さな作品でも手を抜かない真摯な姿勢に感動しました。


( そんな風に思われる事を、きっと嫌がる人なのでしょうけれど…)


ただの頑固オヤジではない、人間としての生き様にも惹かれました。


中でも某有名ゲーム会社の若き会長のプレゼンを

「不快です」と言って一蹴するシーンは

爽快でした。


技術的なレベルを誇示するプレゼンなのでしょうけれど、


私も、なぜあのような気味悪いゾンビのような映像を作る必要があるのか理解できません。

TVの中の映像を観ながら、ゲーム会社の常識を疑いました。


宮崎駿さんが、面白がるとでも思ったのでしょうか…


そうだとしたら、

ゲーム会社会長は、宮崎駿監督作品をきちんと観た事がないのでしょう…。


時代の波に乗り偶然、当たって大きくなったゲーム会社と

永い時間をかけて、じっくり作ってきたアニメの世界とでは、

本質も違えば、目指すところも違うのではないかと思います。


いくらCG技術が進歩しても人工知能が動きを再現できたとしても、

人の心の動きを表現するのは難しいし、

ましてや観る人を感動させようなんて簡単にできるわけがない…


奇抜さや、インパクトの強さ、面白いだけではダメなのです。

心を持たない動きでは、意味がないのです。


宮崎駿監督の自虐的なコメントには、

作品を生み出す過程に於ける苦労が滲み出ていましたが

3年後の新作?も、

ぜひ作っていただきたい…次回作に期待しています。

ああ、近いうちに、
ジブリ美術館に行ってみたくなりました。

かわいいケムシにも会いたいし…。(^^;;




















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いけばなトークショウ

2016-11-13 17:38:31 | Diary


一般的に講演会などでは、

撮影や録音はNGの場合が多いのですが

本日の地元新聞社主催のイベントでは

ゲストの假屋崎省吾さんご自身から

「撮っていいわよ〜っ!」

のお許しがあり、

私も二階席から撮ってきました。




実は、許可の前にバチバチ撮っていたお客さんも何人かいた様でしたので

( イイのかしら…? )

と思っていたところでした。


お花を活けながらのトークは、

まるでご近所同士の井戸端会議のようで

お客さんもジッと聴き入るより

隣同士でぺちゃくちゃお話されている人が多くて…

それほど自然なトークだったという事でしょう。(^^;;

バックのBGMはショパンのノクターンとワルツ…

それも假屋崎さんご自身の演奏だそうですが、

多才な方ですね!


お花は、思いのほかオーソドックスで

もしかしたら初心者向きに、活けてくださったのかしら?

…と思うほどシンプルでした。


カスミソウとバラだけで活けた作品は

手順もわかりやすくて…

私も活けてみたくなりました。


明日朝の“ビビット”にご出演予定だそうです。




























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする