施設にいる実父を夫が見舞った時のこと
相変わらず、“デパ地下の通販大好き”の実父のもとへ
お取り寄せした
「塩カズノコ」が届いたらしいのです。
わざわざ宅配便業の若い女性が
部屋まで届けてくれたとあって
嬉々として実父は対応していたようですが、
夫は笑いながら
「漫才のようなやり取りがあったんだよ」
と…。
代引きで宅配便業者に支払おうとする実父が、
「いくら?」
と訊けば、
「カズノコです!」
「ウン…で、いくらですか?」
「こちら、カズノコになります」
「……わかっとるよ、いくら?」
と、
そんなやり取りが何度か繰り返されたとのこと。
夫は笑っていましたが、
私には宅配便業者さんが勘違いした理由がよくわかります。(´・_・`)
石見弁の実父の場合、
「いくら?」は、
「い」が下がり「くら」があがる平板型アクセント…
まさに魚卵の「イクラ」と同じなのです。
宅配便業者さんの
「幾ら?」のアクセントは
「い」が高くなる頭高型アクセントでインプットされていたのでしょう。
スタンダードは、こっちですものムリはありません。
そんな宅配便業者とオジイサンのやり取りを想像すると微笑ましくも思えますが、
お笑いのギャグだと、寒いギャグです。
今日は、寒い一日になりそうですね。
相変わらず、“デパ地下の通販大好き”の実父のもとへ
お取り寄せした
「塩カズノコ」が届いたらしいのです。
わざわざ宅配便業の若い女性が
部屋まで届けてくれたとあって
嬉々として実父は対応していたようですが、
夫は笑いながら
「漫才のようなやり取りがあったんだよ」
と…。
代引きで宅配便業者に支払おうとする実父が、
「いくら?」
と訊けば、
「カズノコです!」
「ウン…で、いくらですか?」
「こちら、カズノコになります」
「……わかっとるよ、いくら?」
と、
そんなやり取りが何度か繰り返されたとのこと。
夫は笑っていましたが、
私には宅配便業者さんが勘違いした理由がよくわかります。(´・_・`)
石見弁の実父の場合、
「いくら?」は、
「い」が下がり「くら」があがる平板型アクセント…
まさに魚卵の「イクラ」と同じなのです。
宅配便業者さんの
「幾ら?」のアクセントは
「い」が高くなる頭高型アクセントでインプットされていたのでしょう。
スタンダードは、こっちですものムリはありません。
そんな宅配便業者とオジイサンのやり取りを想像すると微笑ましくも思えますが、
お笑いのギャグだと、寒いギャグです。
今日は、寒い一日になりそうですね。