声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

映画の世界観

2021-06-01 06:22:00 | Diary
珍しく都内の息子からの電話。

どうやら、また耳鳴りが強くなったらしい…

都内は降っていないと言っていたが、
こっちは雷雨だ。

息子のマンションから歩いて数分の散歩コースから見える選手村は、

息子曰く、
「あそこは何の変哲もないタダのコンクリート群」なのだそうだ。

一番気に入っていた晴海埠頭の風景も消えたと嘆く…

「今は立ち入り禁止だよ」

と憤る。

息子の住む賃貸マンションも便乗値上げで
昨年から1年ごとの更新になったらしい。


しかも昨年は外壁の塗装工事で悩まされ

今は水道管工事の音で悩まされていると言う…

「リモートワークじゃない方が楽だよ」

と、タイミングの悪さをグチる。

そばにいた夫に電話を代わると、

酔っ払った夫が、また変なことを言い始めた。

「◯◯の住んでる所は《タクシードライバー》で、オレたちが住んでいる場所は《ベイブ》なんだよ」

と。

意味不明だが、

夫が言いたいのは、

映画の中の世界観だ。

アスファルトから蒸気が立ち昇っていくような都会の風景と、

自然に囲まれた長閑な田舎の風景の違い…

「誰だっけ、…そうだそうだ、ロバート・デ・ニーロだったな」

と話し始めた。

息子と夫の共通の趣味である映画の話をし始めると長くなるのは、いつものことだ。

再び代わって

「クルエラ行くの?」

と訊けば、

「ディズニープラスでやってるよ」

と言う

なるほど、

わざわざ映画館に行かなくとも配信で新作映画も観られるのだ。

映画館はますます苦境に立たされるわけだ。


エマ・ストーンのヴィランも観たいが、

我が家には映画の世界感そのもののHalもいる。

Halを見ながら、夫も私もつくづく思うのだ。

《ベイブ》の世界で暮らすほうが自分たちに似合っている…

と。

写真はカミナリに怯えてピアノの下に隠れたHal。



















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