数日前からスマホの不具合が気になると言っていた夫が、
帰って来て
「どこも問題ないらしい…」
と不服そうに言う。
と言う事は、本人の操作ミスか設定ミスという事だ。
この手のトラブルはよくある…
ID登録に使っていたメールが届かなくなった原因も、機種替えした後での設定ミスによるものだが、
PWを再設定しようにも何度やってもエラーが出てくるらしく
GAFAの登録IDのメールが届かなくなったと夫はボヤく。
昨日もスマホと睨めっこしながら何やらブツブツ言っては、ひとりで苛立っている。
こうなったら、
一度全部リセットした方が安心だ。
本人でないとムリだろうが、一応カスタマーセンターに連絡しようと夫のスマホを預かって電話してみた。
電話番号も小さな字で記されているので
よ〜く見ないと老眼では見つけにくい。
きっと電話をなるべく受けたくないのだろう…
そう思いつつ、
Amazonのカスタマーセンターにかけてみると、
運良く？男性スタッフに繋がった。
すぐに夫に替わろうとすると
「何がわからないのか、わからないからオマエ説明しろ！」
と言う。
『電話応対品質向上のため録音させていただきます』のインフォメーションの後だから、
このやり取りも全て録音されたハズだが、
せっかく繋がったのにこのまま切るのは惜しい、
そこで、悔し紛れに
出てくれた男性スタッフに
「夫がボケちゃって自分ではよくわからないらしいので…私が代わりに説明しますね」
と取り繕った。
男性スタッフに、
ID登録済みのメールが使えなくなったため
このままでは不安なので一旦解約したいと伝えると、
『かなりのポイントが溜まってますが…』
と言う。
夫はポイントには全く無関心だったようだが、みすみす捨てるのはもったいない。
登録メールだけ変更するのは可能かを訊いてみると、
『少しお時間ください、今、上司にみいてみます、3、4分そのままでお待ちください』と言って保留にした。
声の感じは30代前後？
中音域の聞きやすい声だ。
イントネーションに違和感はないが、
日本人ではないのは、途中からわかった。
「てにをは」の使い方と発音が中国系を思わせた。
さぞかし優秀なスタッフなのだろう、
私の言葉を一度も間違えずに聞き取り、
理解して対応してくれている。
保留明けの男性スタッフの説明によると、
プレミアム会員の登録アドレス変更の確認電話を後日、夫宛にかけるという。
夫は、とりあえずホッとしたのか
「あれだけ買えばポイントが貯まるよなぁ」と他人事のように言う。
本人でなければ変更手続きを受け付けてくれないだろうと思い込んでいたが、
家族である事の確認が取れれば、
代理でも申請ができるのはありがたいが、
セキュリティの課題はある。
その点、
本人の承諾を得るまで手続き完了にならないのは安心だ。
しかし、
問題はまだある…
カスタマーセンターの男性スタッフに
本人にかかってくる登録変更の確認電話はAmazonだとわかる番号か？
と訊くと、
ソレだとわからない番号なのだそうだ。
夫は、
誰かわからない着信には出ない。
(ｰ ｰ;)
