萩唐樋札場からおよそ一里にある大屋。鬱蒼とした竹林の中にぽつんと「首切り地蔵」が立っている。
ここは、萩藩の刑場であった場所。地蔵はここで処刑された多くの罪人たちを供養するために立てられた。
その傍らに「女刑屍体腑分之跡」と記されている石碑がある。
ここは萩の藩医、栗山幸庵が日本で初めて刑死した女性の死体を解剖した場所である。
日本の医学発展に大きく貢献した出来事であった。
萩から南へおよそ五里、旭村、一升谷の森を貫く古道には石畳が当時のままに残っている。江戸時代の風情を最もよく残している美しい石畳である。
5月に咲いていた花「鼠糯(もち)」
・開花時期は、 5/25頃~ 6/20頃。
・実が「鼠のフン」に、葉が「黐の木」に
似ていることからこの名に。
「黐の木」→鼠黐に似ている。樹皮から、
小鳥や虫を捕る鳥黐(とりもち)を
採取することから命名。
「きなこもち」とかの”おもち”じゃないよ♪