一日一言
君子は三端を避く
「三端」は、文士の筆端(ひつたん)、武士の鋒端(ほうたん)
弁士の舌端(せつたん)の三つを意味する。その三端を避け
ると言うことから、優れた人物は筆や武器や弁舌を用いいて
むやみに人と争うことをしてはいけないと言うときのたとえや
教訓として用いる。
★中国の古の皇帝は、君子は三端を避く、という教えを守った。
類語:君子は争うところなし
4月より咲いている花「月桂樹」
開花時期は、 4/10頃~ 4/ 末頃。
・別名 「ローリエ」「ローレル」。
・南ヨーロッパ原産。
・枝に沿って黄色い花をびっしりつける。
・カレーやシチュー等に使われるハーブの一種。
乾燥させた葉を香料として使う。
・葉っぱは、譲葉(ゆずりは)に似ている。
・古代ギリシャでは、
太陽神アポロンの木とされていた。
・イギリスでは16世紀頃から、優れた詩人に対して、
月桂樹にちなんだ特別な称号が与えられた。
・月に見える「もちつきをしているウサギ」は、
中国では「大きな桂(けい:銀木犀(ぎんもくせい))
の樹を切る男の姿」に見える。
そこから、この木が日本に渡来した際に、
「月」の「桂」の樹から
「月・桂・樹」の名がつけられた。
・筆者の実家の月桂樹には
いつもアゲハ蝶の幼虫(芋虫)がいた。
葉っぱがおいしいのかもしれない。
(季節の花300より)