季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「八重山吹」

2012-04-21 04:54:24 | インポート

一日一言

形影(けいえい)相弔(あいとむら)う

我が身とその影法師とが互いに哀れみ

いたわりあうという意味から、孤独で訪

れる人もないわびしい状態を指して言う

のに用いる。

★現役引退後は、予想はしていたが、まさに

形影(けいえい)相弔(あいとむら)うという状態

にいる。

類語:形影自ら相憐れむ


4月より咲いている花「八重山吹」

開花時期は、  4/15頃~  5/  5頃。
  夏7月頃に、また少しだけ咲くことがある。
・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。
・「山吹」より少し咲き始めが遅い。       
・山吹は実がなるが八重山吹は実がつかない。
・夏になると新しい枝先から               
  また少し花が咲くことがある。           


・「七重八重  花は咲けども  山吹の       
        実のひとつだに  なきぞかなしき」 
            兼明親王(かねあきらしんのう)
                  後拾遺和歌集           
    山道の一軒家に雨宿りを願った武将の   
    太田道潅(おおたどうかん)に、       
    貸す蓑(みの)すらないその家の女性は 
    八重山吹を差し出して短歌を読んだ。   
    八重山吹は実をつけないことから、     
    ”みのひとつだになき”を掛けている。 

(季節の花300より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする