季節の花と言葉の花束

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季節の花「凌霄花 (のうぜんかずら)」

2012-08-07 05:48:49 | インポート

一日一言

黄泉(こうせん)の客

中国では大地を黄土と表現するところから、

その地下に湧く泉を黄泉と呼び、死者の行く

所とみなした。その黄泉の客という意味から

死者となる事をのたとえに用いる。

★昨日の新聞では、あの国会の暴れん坊と

異名をとった浜幸氏が黄泉の客となったこと

を報じていた。

類語:①黄泉の旅人  ②不帰の客


6月から咲いている花「凌霄花 (のうぜんかずら)」

開花時期は、  6/25頃~  9/15頃。
・中国原産。古くから薬として使われていた。
  日本には平安時代の9世紀頃に渡来。     
・オレンジ色の派手な花。                 
・つるでどんどん伸びていく。             
  いろいろからみつく。                   


・とても寿命の長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島
  から持ち帰ったといわれるものが         
  金沢市にまだ健在らしい。               
     (樹齢400年以上・・・)             
・古名の「のせう」が変化して「のうぜん」に
  なったとも、「凌霄」の音読みの         
  ”りょうしょう”が変じて「のしょう」に 
  なったともいわれる。                   
  「凌霄花」は漢名からで、               
  「凌」は”しのぐ”、                   
  「霄」は”そら”の意味で、             
  つるが木にまといつき天空を凌ぐほど     
  高く登るところからこの名がついた。     
・茎、花が甘いらしく、                   
  よく蟻(あり)がうろうろしている。     


・江戸時代の貝原益軒さんが               
  「花上の露目に入れば目暗くなる」と記述し
  いかにも有毒の花、というイメージが     
  ついているが、実際には毒はない。       

・「凌霄花に  秋の通ふか  風見ゆる」  恒丸
(季節の花300より)



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