一日一言
頭(こうべ)を挙ぐ
頭を後ろに反らして顔を挙げるという
意味から、恥じるところなく胸を張って
堂々としている様子を言う時のたとえ
に用いる・
「頭(こうべ)を挙げる」ともいう。
★先日のオリンピックメダリストの凱旋
では、彼等は皆晴れがましく頭を挙ぐ姿
が頼もしく元気付けられた。
7月から咲いている花「屁糞蔓 (へくそかずら)」
開花時期は、 7/10頃~ 9/15頃。
・つる状でどんどん伸びてくる。道端のフェンスなどで
夏によく見かける。
・筒状の、こげ茶色の花。
・すごい名前だが、枝や葉をもむと悪臭があるから
この名前になったらしい。(私も匂ってみましたが
それほどでもなかったです)
匂いのため、この植物を食べる虫はほとんどいない。
・秋に、茶色いパチンコ玉のような丸い実をつける。
昔は実の汁を、しもやけやあかぎれに塗っていた。
・別名 「灸花」(やいとばな)。
灸(やいと)とは”おきゅう”のこと。
花の内側の茶色い部分を、お灸をした跡に
見立てたことから。
「馬食わず(うまくわず)」
悪臭があるために(?)
馬が食べないところから。
・「かはらふぢに 延(は)ひおほとれる
屎葛(くそかづら)
絶ゆることなく 宮仕へせむ」
万葉集 高宮王(たかみやのおおきみ)
(季節の花300より)