季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「山吹き」

2013-04-13 04:03:32 | インポート

一日一言

酒は百薬の長

適量の酒は、どんな薬よりも健康の

ために良いものだと言う人生訓として

用いる。

★貝原益軒の「養生訓」にも書かれて

いるが、酒は百薬の長と言われるほど

であるが、度を超すと毒にもなる。


4月から咲く花「山吹き」

開花時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。
・山の中に生え、
 花の色が蕗(ふき)に似て
 金色で美しいことからこの名前に。
 また、しなやかな枝が
 風にゆれる様子から  
 「山振」の字があてられ、
 じきに「山吹」になったとも。
  
・”やまぶきいろ”と
 呼ばれる鮮やかな黄色。
 絵の具とか色えんぴつに
 「やまぶき色」と
 いうのがありますね。
 「レモン色」というのもね。


・八重山吹と違って
 こちらは一重(ひとえ)。
・一重の山吹には実がなるが、
 八重山吹には実がならない。

・イギリスでは
  「イエロー・ローズ
     (黄色いバラ)」
  「ジャパン・ローズ
     (日本のバラ)」
 と呼ばれる。


・「山吹の
  立ちよそひたる 山清水
  汲みに行かめど
  道の知らなく」
   万葉集
   高市皇子(たけちのみこ)

 「花咲きて
  実は成らずとも
  長き日(け)に
  思ほゆるかも 山吹の花」
   万葉集

 「蝦(かわづ)鳴く
  甘南備河(かむなびがわ)に
  かげ見えて
  今か咲くらむ 山吹の花」
   万葉集
   厚見 王
   (あつみのおおきみ)

 「春雨の
  露のやどりを 吹く風に
  こぼれてにほふ
  山吹の花」
   金槐和歌集 源実朝 

 「山吹や
  葉に花に葉に 花に葉に」
   炭太祇(たんたいぎ)

 「ほろほろと
  山吹散るか 滝の音」
   松尾芭蕉
(季節の花300より)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする