季節の花と言葉の花束

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季節の花「桐」

2014-05-12 05:57:58 | 暮らし
一日一言


小人窮すればここに濫(らん)す


思慮浅く修養の乏しい人間は窮迫した場面に

応じた処理が出来ず、うろたえて道理にはず

れたことをしてしまうと言う意味から、浅は

かな人間は追い詰められると逃げ場を逃げ場

を失って、つい法を犯すような行いをするも

のであると言うことの教訓やたとえとして用

いいる。

★最近の犯罪を新聞テレビで見るにつけ、何と

言うべきか、小人窮すればここに濫すと、言う

べき事件が多いと推測される。


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4月から咲いている花「桐」

開花時期は、 4/20 ~ 5/10頃。
・朝鮮または中国から渡来。

・紫色の筒状の花を
 木の上の方につける。
 (背の高い木なので、
  下からそうとう
  見上げないと花は見えない)

・強い芳香がある。
 (落ちてきた花を拾い上げて
  匂ってみてください♪)


・非常に軽くて湿気を吸わない、
 良い材質なので
 ”桐箪笥”(きりだんす)や、
 箱、下駄、
 琴の胴の部分などの楽器、
 人形の型、金庫の内張りなど
 幅広く利用される。

・切ればすぐに芽を出して
 生長する、意で、
 動詞の「きる」が
 そのまま「きり」になった、
 との説がある(諸説あり)。
 桐はとても生長が早いので、
 農村では女の子が生まれると
 桐の苗を植え、結婚するときに
 それで箪笥を作るところがある。


・中国では、
 聖王を表す”鳳凰”には
 「桐の木にだけ棲(す)み、
  竹の実だけを食べる」
 という伝説があり、 
 桐は霊鳥の宿り木とされた。
 そのため桐は、
 平安時代の頃から尊重され、
 紋章や装飾として広く用いられた。
 1974年までは、
 日本のパスポートには
 桐紋が入っていた。

 (鳳凰が棲む木は
  本当は桐ではなく
  青桐(あおぎり)で
  あるらしい)

・岩手県の県花(桐)

(季節の花300より)



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