人生日訓(468)
「礼を以て本とせよ」
一人の人格として相手を取り扱ってゆけば、心のうちに敬いの情があれば、自
然、「こころうちにあれば色そとにあらわる」で、剃前、手足の上に礼があら
われてくるのである。釈迦なども厳しく、「心礼すればすでに足る」と言って
末梢的な作法を不要とさえしている。どんなに日本が民主化しようと、民主化
したればこそ、いよいよ、正しい「礼」は必要ではあるまいか。勿論、昔風の
虚礼、儀式過剰に対しては、私も反対である。しかし、相手の人間性というも
のを尊敬すると言う意味での「礼」はいつの世になっても人生の根本であろう
と思っている。
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9月に咲いている花「ガウラ」
・北アメリカ地方原産。 ・夏から秋にかけて、 白またはピンク色の花が きれいに咲く。 ・別名 「山桃草(やまももそう)」 「白蝶草(はくちょうそう)」 まさに白い蝶が 飛んでるようだ。
(季節の花300より)