人生日訓(470)
「助け合う」
今は社会が進化し、分業となってくると、抽象的に「個人」というものを考え
るようになり、それが行く過ぎて「ひとり」で生きて行けるような錯覚を持つ
ようになってしまったのである。かっくして、「助け合う」という一つの倫理
が強く要請されるようになったのである。これは極めて、自然で、当然の人生
倫理である。その本来mのことに目覚めさえすればいいのである。わざとらし
く言い立てることもないほど、人生としては本質的な倫理である。
歳時記
秋分の日
9月22日。。および寒露までの期間。 太陽黄径180度。白露から数えて15日目ごろ。 地球の赤道を延長した天の赤道と太陽の通り道の黄道がちょうど交差した ところが黄径0度。 秋分とは、太陽が黄径180度(秋分点)を通過するときのこと。 春分と同じく、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ 同じになります。 極楽浄土があるという真西に太陽が沈むことから、亡くなった人をしのぶ日 とされています。 春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれ春の彼岸、秋の彼岸とします。 ※春分・秋分は「彼岸の中日」といいます。彼岸は日本独自の行事です。 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、この日を境に寒さが増してきます。 |
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9月に咲いている花「蒲(がま)」
池や沼などの浅い水中に 群生して生える。 ・葉は線形で厚い。 ・夏から秋にかけて、 茶色の花穂が目立つ。 ”ソーセージ” ”ちくわ” ”ケチャップをつけてない フランクフルト” のようでもある♪ 「蒲(かば)色」■ → 色 いろいろ へ 冬になるとこの花穂の中から 綿毛がブワーッと出てきて 飛散する。 1本の花穂から出る綿毛には 約10万個のタネがあるらしい。 ・昔はこれで ”むしろ”などを作るので 「くみ」(組)と呼ばれ、 次第に「かま」になり 「がま」になった。 カエルとは関係ないようです。 ・朝鮮語の「カム(材料)」 にも由来する。 ・品種としては、穂先の形などで 「蒲」「小蒲」「姫蒲」に 分かれるが、 みんな似てるので、ここでは 「蒲」ページとして まとめて掲載します。 「蒲(がま)」 → 穂の部分は7~10cm。 先端の花と穂とは ひっついている。 「小蒲(こがま)」 → 穂の部分は約5cm。短い。 先端の花と穂とは ひっついている。 「姫蒲(ひめがま)」 → 穂の部分は7~10cm。 先端の花と穂の間に すきまがある。 ・「蒲団(ふとん)」の 「蒲」の字は、 昔、ガマの綿毛を 寝具に入れたことから。 「蒲鉾(かまぼこ)」は、 最初のころは 竹輪のような形をしており、 ガマの花穂に 似ていたことから。 「蒲焼(かばやき)」は、 うなぎを筒状に 切って焼いていた形が ガマの花穂に 似ていたことから。 ・薬効 切り傷、やけど、利尿 ・薬用部位 花粉 ・生薬名 「蒲黄(ほおう)」 「古事記」によると、 けがをした ”因幡(いなば)の白うさぎ”は、 大国主命(おおくにぬしのみこと)の 指示でガマの穂にくるまり、 その花粉で止血して 傷を治したらしい。 ・別名 「御簾草(みすくさ)」
(季節の花300より)