季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

棒道③

2007-04-25 08:42:47 | インポート
若神子を出発して北西に向うと、大芦の集落を経て、「信玄原の古戦場跡」に至る。
ここは天文九年(1540年)二月十九日、甲州武田勢と信濃村上勢との間で、「小荒間」の合戦が行われたところと言われており、御座石、遠見石、馬蹄(ひずめ)石などが残っている。
また、この近くには、八ケ岳高原涌水群の一つで、「日本名水百選」にも選ばれている「三分一涌水」がある。この涌水には、近世随一と言われる甲裴の治水技術の一端を垣間見る事が出来る。
三分一涌水では、水路の途中に十字型の分岐点を造り、その真ん中に三角形の石柱を上流方向に頂点がくる形で置くことによって水流を左右、及び真っ直ぐの方向に強制的に振り分けている。この装置によって、左右、及び真ん中の三つの水路にほぼ均等に水が流れ込み、それrぞれが安定した灌漑用水を供給出来るのである。


4月に咲く花「蜆花(しじみばな)」
開花時期は、 4/ 5頃~ 4/ 末頃。 ・中国原産。 ・つぶつぶの花が枝いっぱいにつく。 しじみの中身(内臓)に見立てたらしい。 八重咲き。 ・中国では「笑靨(しょうよう)」と呼ぶ。 ”えくぼ”のこと。花の中央のくぼみを えくぼに見立てた。 ・4月19日の誕生花 ・花言葉は「控えめだがかわいらしい」 (季節の花300より )

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棒道②

2007-04-24 09:05:05 | インポート
棒道は、敵地に最短距離で攻め入る事を目的として、「棒」のように真っ直ぐに造られていることから、その名が付けられている。信玄が拓いた棒道には、「上の棒道」「中の棒道」「下の棒道」の三つのルートがあり、戦の状況に応じて選択されていたと考えられている。
その中で、今日、一般に「棒道」と呼ぶ場合は「上の棒道」のことを指す。
「上の棒道」は須玉町・若神子(山梨県巨摩郡)を起点とする。若神子にはかって「若神子城」があり、北信濃攻略の前進基地になっていた。現在、城跡にはのろし台が復元されている。

4月に咲く花「山吹」
開花時期は、 4/ 5頃~ 4/ 末頃。 夏に再び少しだけ咲くこともある。 ・山の中に生え、花の色が蕗(ふき)に似て 金色で美しいことからこの名前に。 また、しなやかな枝が風にゆれる様子から 「山振」の字があてられ、じきに「山吹」に なったとも。 ・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。 子供の頃、絵の具に「やまぶき色」というのが ありましたね。「レモン色」というのもね。 ・イギリスでは 「イエロー・ローズ(黄色いバラ)」 「ジャパン・ローズ(日本のバラ)」 と呼ばれる。 ・八重山吹と違ってこちらは一重(ひとえ)。 ・一重の山吹には実がつくが、 八重山吹には実がならない。(季節の花300より )

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棒道

2007-04-23 07:24:44 | インポート
いまNHKの大河時代劇で放映されている、甲裴の武田信玄が北信濃攻略のために拓いた軍用道路で、八ケ岳の西麓を棒のようにまっすぐ延びているところからその名が付いた。上・中・下の三つのルートを持つ。
天文十一年(1541年)、二十一歳の武田信玄は、父・信虎を駿河の今川義元のもとへ追放し、甲裴の国の支配者となった。
その頃、甲裴は五年続きの凶作に見舞われていたため、信玄は米どころの信濃攻略を企て、「棒道」の開発にあたった。


4月に咲く花「果林」

開花時期は、 4/ 5頃~ 4/20頃。 ・1000年以上前に日本に渡来。 ・実は香りよく、のどの薬として有名。 「カリンポリフェノール」という成分を 含んでおり、のどの炎症をしずめて 風邪やぜんそくのせきを止め、たんを取る。 中国ではそのいろんな効用から 「杏一益、梨二益、カリン百益」 と呼んでいる。 ・実はかなり固くて酸味が強く、そのままでは 食べられないので、ハチミツ漬けやジャム、 果実酒などに用いられる。 (季節の花300より )

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白山禅定道⑥

2007-04-22 06:12:02 | インポート
大汝峰への最後ののぼりにあるのが、「お手水鉢(おつおうずばち)」。昔から貴重な水場で今でも水の量は一定で、変っていない。
「白山禅定道」は、泰澄より1300年前に開山されて以来、信仰の道として利用されている。
最寄の駅=長良川鉄道・北濃駅。


4月に咲く花「花海棠(はなかいどう)」
開花時期は、 4/ 5頃~ 4/20頃。 ・春の代表花の一つ。 ・中国原産。江戸時代初期に日本に渡来した。 それより前の15世紀に渡来した、 実の大きな「実海棠(みかいどう)」に対して、 花が美しいので「花海棠」と命名されたそうだ。 中国では、牡丹(ぼたん)とともに 最も愛好される。 ・花の色がなんとも美しい。 開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる姿も 個性的でいいですね。 ・別名 「海棠」(かいどう)、 「垂絲海棠」(すいしかいどう)。 (季節の花300より )

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白山禅定道⑤

2007-04-21 07:50:03 | インポート

泰澄はこの御前峰に、厄除けや無病息災に霊験があるという十一面観音を祀っている。
一方、大汝峰には浄土未来の仏様である阿弥陀様を祀った。このように泰澄は、白山三所権現として、別山、御前峰、大汝峰それrぞれのご神体を神仏混淆で祀っている。
泰澄は翠ケ池のあたりで見た夢のお告げによって仏と神を結びつけるきっかけをつかんだとされている。
千蛇ケ池は今でも万年雪に覆われており、千匹の蛇が万年雪に閉じ込められたと言う伝説が残っている。
   翠ケ池の全景
4月に咲く花「苧環(おだまき)」 開花時期は、 4/ 1頃~ 5/15頃。 ・花の形がかわっていておもしろい。下向き。 ・「苧(お)」という繊維を、中を空洞にして 丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に 花の形が似ているところから。 ”苧(お)、玉(たま)、巻き(まき)”が 「苧環」という漢字で 「おだまき」と呼ばれるようになった。 ・色はいろいろある。よく見るのは青紫のもの。(季節の花300より )

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