季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

白山禅定道④

2007-04-20 07:07:40 | インポート
ここから御前坂を登ると「トンビの岩」。まるでハイマツの中で休むトンビのような形から名付けられ、「美濃禅定道」の目印の一つとなっている。
トンビの岩からの眺めは素晴らしく、道は一気に室堂へと続いている。
室堂は、美濃、越前、加賀からの三つの禅定道の合流点、即ち終着点である。
その背後には、白山の主峰、標高2702mの御前峰が聳えている。


4月に咲く花「葉牡丹」
開花時期は、 4/ 1頃~ 5/10頃。 ・ヨーロッパ原産。17世紀に渡来。 2月頃から中央部がだんだん盛り上がってきて、 4月頃からその先端に花をつける。 「駿河の初日(するがのはつび)」などの 園芸品種も多い。 ・キャベツやブロッコリーの仲間。 葉はキャベツにそっくり。 「花キャベツ」という別名もある。 (季節の花300より)

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白山禅定道③

2007-04-18 07:04:21 | インポート
石徹白から銚子ケ峰、三ノ峰を越えると、別山の裾に広がる別山平に達する。
その別山山頂には、泰澄が聖観音を祀った別山社 がある。別山からの道は御舎利山を経て油坂へと続いている。この油坂は「美濃禅定道」でも最も長い下り坂でもある。
油坂を下り切った所が畜生谷で、白山詣での修験者がここの水を飲むと苦しみを受けると恐れられている。
この一帯は南竜ケ馬場と呼ばれ、今では白山登山のためロッジがあり、ベースキャンプとなっている。

4月に咲く花「蓮華草」
開花時期は、 4/ 1頃~ 5/10頃。 ・中国原産。日本にはかなり古くに渡来した。 ・「蓮(はす)」の花に似た草、というのが名の由来。 ・中華料理などで、お汁なんかをすくうときに使う 「れんげ」の名は、 → その形が「蓮(はす)」の花びらに似ている → 「蓮」の花は「蓮華草(れんげそう)」に似ている そこから、「れんげ」と名づけられたらしい。 ・蓮華草の根にはバクテリアが付いていてこれが稲に とっていい肥料になるため、稲を植える前の水田に 植えておき、花のあとですきこんで(土でならして) 肥料にすることもある。 (季節の花300より )

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白山禅定道②

2007-04-17 09:07:34 | インポート
禅定道の登り口は馬場と呼ばれ、美濃禅定道の馬場は、岐阜県郡上郡白鳥町の石徹白(いとしろ)にある白山中居(ちゅうきょ)神社
泰澄が禅定道を開くためにこの地へ来て、社殿を修復したといわれ、それ以降「美濃禅定道」は、白山南正面の表参道として栄えたと言われている。
石徹白にある「いとしろのスギ」は推定樹齢1300年、泰澄が植えたと伝えられ、国の特別天然記念物にも指定されている。
幹の太さが十二人でようやく抱えられるほどであることから十二抱えの大杉とも言われている。
美濃禅定道はこの大杉の脇から本格的な登り道となり白山室堂まで続いている。

4月の花「チューリップ」
開花時期は、 4/ 1頃~ 5/ 5頃。 ・トルコのオーストリア大使がヨーロッパに紹介した。 大使が初めてこの花を見たとき通訳に名前を尋ねたが、 通訳が、「自分が頭に巻いているターバン(チュルバン) に似ているもの」と答えたために、 それが花の名前になった。学名の属名(Tulipa)も同様。 (ターバン → ペルシャ語で「tulipan」) ・1635年頃と1732年頃の2回、オランダを中心にして チューリップの球根が投機の対象になり、 「チューリップバブル」状態になった。 (季節の花300より )

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白山禅定道

2007-04-16 08:36:17 | インポート
日本の有名な山岳信仰の一つ白山信仰。その白山に登る道を白山禅定道と言う。白山とは両白山地の御前峰、剣ケ峰、大汝ケ峰の三つの峰の総称である。
越前の高僧泰澄によって開かれた、白山信仰。そして、この白山に登る事によって、信者が修行することを白山禅定といい、そのための道を禅定道という。
この禅定道は三つあり、越前(福井県)からの道を「越前禅定道」、美濃(岐阜県)からを「美濃禅定道」、加賀(石川県)からを「加賀禅定道」と呼んでいる。


4月の花「むべ」
開花時期は、 4/ 1頃~ 4/ 末頃。 ・白く反り返った花。内側はエンジ色です。 ・秋に木通(あけび)に似た実をつける。 色は緑からだんだん紫に変わる。 食べられるそうです。 あけびのように開くことはない。 (閉じたままです) むべの実は昔は「大贄(おおにえ:朝廷に献上 するもの)」とされており、 その「おおにえ」がだんだん変化して 「むべ」の呼び名になったとされる。 (季節の花300より )

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臼ケ峰往来⑦

2007-04-15 07:40:16 | インポート
中世この辺りは、合戦場ともなった。寿永二年(1183年)5月11日、平家三万余りの軍勢と、源行家の軍一万騎が、志保山で戦ったと「平家物語」に書かれている。
江戸時代に入ると、「臼ケ峰往来」は越中と能登を結ぶ流通の動脈となり、物資が行き来した。
古代から中世、近世にかけて、越中と能登を結んでいたこの道は今も昔を感じさせる 古道である。
最寄の駅は、JR七尾線・羽咋駅、JR氷見線・氷見駅

4月の花「アケビ」
開花時期は、 4/ 1頃~ 4/ 末頃。 ・つる性植物。 ・名前は、実が熟して割れたさまが、人の「あくび」 に似ていることから「あけび」に変化していった。 また、実は熟してくるとぱっくり口をあけたように 裂けることから、「開け実」→「あけび」になった、 という説もある。白い中身は食べられる。 つるの部分は利尿作用があり、漢字の「木通」は、 「小水が通じるつるの木」からきているらしい。 (季節の花300より )

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