季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

松本・千国街道⑦

2007-04-08 06:26:28 | インポート
小谷村沓掛には、昔のままの牛方宿が一軒残っている。土間の二階に牛方が泊まり、下の牛の様子が見えるようになっている。
小谷村から白馬村へ入った路傍に「右ゑちご、左やま道」の道標が建っている。
松本街道・塩の道」は、参勤交代の大名たちも通らない、ただ信州と越後を結ぶ物資輸送専門の道であった。
最寄の駅=JR大糸線・糸魚川、北小谷、南小谷、白馬。

4月の花「桜」
開花時期は、 4/ 1頃~ 4/10頃(染井吉野)。 ・日本原産。 ・気象庁が3月に、全国の桜の開花前線予想を発表する。 1日の平均気温がだいたい10度を越えたら”開花”。 (最高気温が14度、最低気温が6度ぐらいかな)。 実際の開花宣言は各地の標本木の咲きぐあいをもとに なされる。 花の見頃は開花宣言から1週間ぐらいあと。 ・”花見”といえば桜。いろいろ種類があるが 「染井吉野(そめいよしの)」がもっとも有名。 花は、うすピンク色。 (日本の桜の8割以上は、この染井吉野) 白花でよく見かけるのは「大島桜(おおしまざくら)」。 ・「桜花爛漫(おうからんまん)」 → 桜が満開で、すばらしい眺めのこと♪ (季節の花300より )

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松本・千国街道⑥

2007-04-07 06:59:52 | インポート
小谷村の集落は信濃最北端にあり、糸魚川からの最初の荷物の中継地であった。
ここに残っている「小谷村の塩藏」は、塩による腐食を防ぐため、戸車にいたるまで一本の釘も使われなかった。
小谷村の千国宿から白馬に向うと、岩の多い坂道、親坂となる。 ここは、穴に手綱を通して牛を休ませた牛のつなぎ石が残されている。
また、「弘法清水」と呼ばれる水飲み場「石舟」もある。
石舟は二段となっていて、上で旅人や牛方が、下で牛が喉を潤おした。

3月より咲いている花「沈丁花」
開花時期は、 3/ 1頃~ 3/ 末頃。 3月の開花ラッシュの始まりを告げる花。 (と、私は思っています) ・中国原産。室町時代に渡来した。 ・花芽は前年の12月頃からできているが 実際に咲き出すまでに寒い中3ヶ月ほどを このまま過ごす。 外側はピンクで内側は白い。 外側、内側ともに白い種類もある。 (季節の花300より )

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松本・千国街道⑤

2007-04-05 07:32:04 | インポート
ボッカと共に欠かすことbの出来ない重要な運搬人であった牛方は、一人で牛五、六頭を扱って荷を運んでいた。
峠道の沢には、岩盤に穴が掘られ、牛の水飲み場が残っている。
また重い荷物を運び、力尽きた牛の供養のために、江戸時代中期に大日如来像が建てられた。
峠を下ったところにある「横川の吊橋」、ここをどのように渡ったか不思議な気がするくらいか細い吊橋である。


3月より咲いている花「蔓日日草」
開花時期は、3/ 1頃~ 5/25頃。 ・地中海沿岸原産。 ・紫色のプロペラ状(5弁)の花を、 つる状に伸びた茎の先につける。 ・ヨーロッパでは、「蔓日日草を身につけて いると悪いものを寄せつけず、繁栄と 幸福をもたらしてくれる」という 言い伝えがある。 また、常緑で冬の間も枯れないので、 不死の力や魔力を持っていると 信じられていた。 ・別名「ビンカ」 学名から。(季節の花300より )

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松本・千国街道④

2007-04-03 06:50:11 | インポート
大網峠に向う途中にある「大ザイの神」と呼ばれている一本杉は、糸魚川から信州へ向う牛方やボッカ達の休息の場所でもあった。
大ザイの神の先には、「右松本街道、左中谷道横川」と刻まれた「角間(かくま)の道標」が立っている。
街道を行くとウトウの道となる。長い年月の間、ワラジや蹄によってU字型にくぼんだところを「ウトウ」と呼んでいる。
角間池から大網峠へ向う辺りには、ブナ、ナラ、トチの原生林が残っている。
大網峠は標高850m、越後と信州の国境である。

3月より咲いている花「寒緋桜」
・開花時期は、 3/ 5頃~ 3/ 末頃。 ・各種の桜にさきがけて開花し、かつ、 鮮やかな濃いピンク色の花なので とても目立つ。 1月下旬頃、「沖縄で全国初の花見♪」との ニュースが毎年あるが、 ここでいう花見の花はこの寒緋桜です。 ・別名 「緋寒桜」(ひかんざくら)。 これとは別に「彼岸桜」(ひがんざくら)と いう花があり、そちらとは「か」と「が」の 違いだけになり間違えやすいので、 混同を避けるために、”緋寒”を”寒緋”に ひっくり返して「寒緋桜」との呼び方に 変えた、という経緯がある。 (季節の花300より

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松本・千国街道③

2007-04-01 05:26:46 | インポート
古事記によると、美しい女王、奴奈川(ぬながわ)姫が、当時高志(こし)の国と呼ばれたこの地方を治めており、これを伝え聞いた出雲の国の大国主命が姫に求婚し、二人は結ばれ、その際、姫はヒスイの玉を命に送ったといわれている。
その「奴奈川姫像」が糸魚川市役所の前に建っている。ヒスイは、弥生時代、古墳時代を通じて装身具として使われていた。


3月に咲く花「玄海躑躅」
開花時期は、 3/ 5頃~ 3/ 末頃。 ・つつじの中では早い時期から開花するほう。 (三葉つつじも開花が早い) ・名のとおり、玄海灘をはさんで、 九州北部と朝鮮半島に多い。 東京近辺ではあまり見かけない。 (植物園でしか見たことありません)(季節の花300より )

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