季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「オオアマナ(スターオブベツレヘム) [大甘菜]」

2022-04-20 04:39:04 | 暮らし
一日一言(229)

美徳が陰謀を打倒し、

才能が偏見よりも強い力を持ち、

栄光が自由に

冠を授ける日がじきに来るだろう。

ナポレオン三世(政治家)

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4月に咲いている花「オオアマナ(スターオブベツレヘム) [大甘菜]」

花の特徴 茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、花径3センチくらいの白い花をつける。 花被片は6枚である。 花は日が射すと開き、陰ると閉じる。

葉の特徴 根際から生える葉は線形である。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 日本へは明治時代の末期に渡来した。 観賞用に栽培されているものが逸出して野生化している。 英名はスターオブベツレヘム(star of Bethlehem)である。 キリスト生誕を知らせたベツレヘムの星にたとえられた名前である。 和名はアマナに花が似ていることからつけられたものである。 ただし、本種は有毒なので食べられない。 属名のオーニソガラムやオルニソガルムの名も使われている。 属名の Ornithogalum は、ギリシャ語の「Ornithos(鳥)+gala(乳)」からきている。乳白色の花の色を表し

(花図鑑より)
 

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季節の花「エンドウ(グリーンピース) [豌豆]」

2022-04-19 05:07:36 | 暮らし
一日一言(228)

一生は、たった一日の延長なり。

木村次郎右衛門(男性世界最高齢記録保持者)

ウォーキングの思い出


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4月に咲いている花「エンドウ(グリーンピース) [豌豆]」

花の特徴 白や赤紫色などの蝶形の花を咲かせる。

葉の特徴 葉は先端に巻きひげのある羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、食用とされる。 栽培品種には莢の硬いものと軟らかいものがある。

その他 非常に古い時代から栽培されていた。 5000年ほど前の青銅器時代の住居跡から種子が発見されている。 また、ツタンカーメン王の棺に入っていた副葬品の中にも種子があった。 日本へは9世紀ないし10世紀に伝わったという。 英名はグリーンピース(green peas)である。 属名の Pisum はギリシャ語で古い植物名からきている。 種小名の sativum は「栽培された」という意味である。 俳句では「豌豆の花」「花豌豆」が春の季語である。

(花図鑑より)
 

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季節の花「エニシダ [金雀児]」

2022-04-18 04:39:52 | 暮らし
一日一言(227)

勝っても「なあにっ」、

負けても「なあにっ」、

どっちに転んでも「なあにっ」、

どんなことにぶっかっても、

これさえ忘れなければ、

必ずやっていける。

五島慶太(実業家)

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4月に咲いている花 「エニシダ [金雀児]」

花の特徴前 年の枝の葉の脇に1つずつ花をつける。 鮮やかな黄色ないし暗い赤色の蝶形の花である。 満開になると、枝いっぱいに蝶が群がり飛ぶようである。

葉の特徴 葉は3出複葉といい、3枚の小さな葉で1セットになる。 小葉の形は倒卵形である。

実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。この花についてよく枝分かれをし、先は弓のように垂れ下がる。

その他 日本へは江戸時代の中期に渡来した。 本州の関東地方より南では庭植えができる。 エニシダという読みは、旧属名のヘニイスタ(genista)の日本語なまりだという。 また、ヨーロッパでは枝箒とされ、ハリーポッターなどで空を飛ぶ箒もこの樹でつくったものだという。 全草にアルカロイドを含み、誤食すると危険である。 俳句の季語は夏である。

(花図鑑より)
 

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季節の花「エゾムラサキツツジ [蝦夷紫躑躅]」

2022-04-17 04:50:55 | 暮らし
一日一言(226)

大きな苦労をした時期が

あったおかげで、

前よりよくわかった。

人生は何があろうとも、

いかに豊かで美しいものか。

そして普段気に病むことが、

いかにちっぽけなものか。

カレン・ブリックセン(作家)

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4月に咲いている花「エゾムラサキツツジ [蝦夷紫躑躅]」

花の特徴 葉の展開に先立って花をつける。 花の色は紅紫色で、花径は25ミリから30ミリくらいである。 花冠は5つに裂けて平らに開く。 雄しべは10本である。

葉の特徴 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。 ただし、枝の先に集まってつくので一見すると輪生しているように見える。 葉には艶がある。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。

(花図鑑より)
 

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季節の花「ウンナンオウバイ [雲南黄梅]」

2022-04-16 04:46:52 | 暮らし
一日一言(225)

今正しいことも

数年後、

間違っていることがある。

逆に今間違っていることも、

数年後、

正しいこともある。

ウィルバー・ライト(発明家)

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4月に咲いている花「ウンナンオウバイ [雲南黄梅]」

花の特徴鮮 やかな黄色い花を下垂して咲かせる。 花径は4~5センチくらいである。 花冠は先が6つから8つに裂ける。 八重咲きのものもある。 雄しべは2本、雌しべは1本である。

葉の特徴 葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。 小葉の形は長い楕円形である。

実の特徴 実はならない。

その他 日本へは明治時代の初期に渡来した。 ウンナンソケイ、オウバイモドキの別名がある。 属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したものである。 種小名の mesnyi は植物採集家「メズニーさん(W.Mesny)の」という意味である。

(花図鑑より)



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