一日一言(239)
他人が自分より
優れていたとしても、
それは恥ではない。
しかし、去年の自分より
今年の自分が優れていないのは
立派な恥だ。
ジョジ・ラボック(考古学者)
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4月に咲いている花「カザグルマ(クレマチス) [風車]」
花の特徴 枝先に花径10~15センチもある大きな花を開く。 花は上向きに咲き、紫色のたくさんの雄しべに特徴がある。 花びらのように見えるのは萼片で8枚ある。 花の色は淡い紫色または白である。
葉の特徴 葉は3枚から5枚の小葉からなる羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。 小葉は卵形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。 葉の柄は長く、周囲のものに巻きつく。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。 実には羽毛状の花柱があり、これが毛鞠状になる。この花について蔓性で他の植物などに寄りかかって成長する。
その他 シーボルトによってヨーロッパへ伝えられ、クレマチスの園芸品種の多くで母種になっている。 環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されている。 属名の Clematis はギリシャ語の「clema(若枝)」の縮小形である。長い柔らかい枝でよじ登ることから名づけられた。 種小名の patens は「立ち上がるようにつく」という意味である。
(花図鑑より)