ITS情報通信システム(インフラ関連)市場規模の試算についての続き。
公共投資としてのインフラ関連市場について考えよう。
路側機からの道路安全情報発信については可能性がある。カーブやトンネルを見通すカメラを設置し、停車車両や事故があれば「警告を車載機にとばす仕組み」は確かに安全に寄与するだろう。
しかし、カメラで異常を検知したら「赤信号を点滅させる仕組み」のほうが安くて確実かつ十分なのではないのだろうか。それが実現していないのに、なぜ一足飛びに通信にいくのか?これは単純な疑問である。
そうはいっても、ETC車載機の装着率が70%程度まで上がってくるのなら、それを活用した何かをすることになるのだろう。しなければ、オーバースペックと批判もあるDSRCを採用したメンツが立たない。
道路整備関連予算は2004年度で2兆円。安全情報発信にどれだけ国が投資するかはわからないが、せいぜい総予算の1パーセントが上限なのではないか。参考として、昨年度のETC設備費が600億円である。これより多いことはないだろう。
まあ、1%として200億円。この程度ではないか。
公共投資としてのインフラ関連市場について考えよう。
路側機からの道路安全情報発信については可能性がある。カーブやトンネルを見通すカメラを設置し、停車車両や事故があれば「警告を車載機にとばす仕組み」は確かに安全に寄与するだろう。
しかし、カメラで異常を検知したら「赤信号を点滅させる仕組み」のほうが安くて確実かつ十分なのではないのだろうか。それが実現していないのに、なぜ一足飛びに通信にいくのか?これは単純な疑問である。
そうはいっても、ETC車載機の装着率が70%程度まで上がってくるのなら、それを活用した何かをすることになるのだろう。しなければ、オーバースペックと批判もあるDSRCを採用したメンツが立たない。
道路整備関連予算は2004年度で2兆円。安全情報発信にどれだけ国が投資するかはわからないが、せいぜい総予算の1パーセントが上限なのではないか。参考として、昨年度のETC設備費が600億円である。これより多いことはないだろう。
まあ、1%として200億円。この程度ではないか。