時差ボケで目がさめてしまった。
アジアと違いホテルの部屋から簡単にネット接続できるので、時間つぶしにはたすかる。
欧州でも、カーナビに対する注目は最近極めて高くなってきているが、日本のような普及には至っていない。
そもそも、欧州は世界でもっともカーナビが必要な地域だ。
多言語が混在し、かつ陸続きの欧州大陸では数百キロ走れば言葉が通じなくなる。
文化保存のため都市計画が出来ない旧市街の道は複雑に入り組んでいる。
さらに、森林地帯の中に点在していた町や村を繋ぐことから始まった道は、三角形の網目のくもの巣のようになり、それがそのまま地方道となっている。
勿論、自動車の普及、道路交通網の発達という下地も十分だ。
本当ならナビが普及しない訳がないのだ。
普及が進まない理由は主に3つある。
第一に、カーナビはまだ高い。高い理由は市販のカーナビが量産による価格ダウンを招くほど売れていないからだ。
ではなぜ、市販のカーナビが売れないのか。
欧州では会社員が管理職クラスになると、会社から通勤用の車を支給される。いわゆるフリンジベネフィットというものだ。
この支給される車は週末プライベートに使うことが許されており、多くの人はこの車に中型セダンやミニバンを選び、自腹で買う奥さん用をセカンドカーとする。
メインの車は平日は決まった通勤の往復で、ナビはいらない。むしろセカンドカーで使いたい。
しかし週末にはその車出かけるのでナビが欲しい。ということで、取り外せるポータブルの方が使い勝手がいいのだ。
そして、盗難の問題だ。
市販ナビはモニターを後付けする。もし欧州で日本によくあるようなダッシュボート据え置き型のモニターをつけたら、一週間も持たないだろう。
従って、どうやっても外せそうもない、または外しても再販できそうもない組み込み型のナビしか、車両には装着されない。ということは、メーカーライン装着しか成立しないのだ。
結果、市販ナビ市場が存在せず、市場が活性化しない。
こういった500ユーロ程度の小さな画面のポータブルナビが結構売れている、というのが現状だ。
アジアと違いホテルの部屋から簡単にネット接続できるので、時間つぶしにはたすかる。
欧州でも、カーナビに対する注目は最近極めて高くなってきているが、日本のような普及には至っていない。
そもそも、欧州は世界でもっともカーナビが必要な地域だ。
多言語が混在し、かつ陸続きの欧州大陸では数百キロ走れば言葉が通じなくなる。
文化保存のため都市計画が出来ない旧市街の道は複雑に入り組んでいる。
さらに、森林地帯の中に点在していた町や村を繋ぐことから始まった道は、三角形の網目のくもの巣のようになり、それがそのまま地方道となっている。
勿論、自動車の普及、道路交通網の発達という下地も十分だ。
本当ならナビが普及しない訳がないのだ。
普及が進まない理由は主に3つある。
第一に、カーナビはまだ高い。高い理由は市販のカーナビが量産による価格ダウンを招くほど売れていないからだ。
ではなぜ、市販のカーナビが売れないのか。
欧州では会社員が管理職クラスになると、会社から通勤用の車を支給される。いわゆるフリンジベネフィットというものだ。
この支給される車は週末プライベートに使うことが許されており、多くの人はこの車に中型セダンやミニバンを選び、自腹で買う奥さん用をセカンドカーとする。
メインの車は平日は決まった通勤の往復で、ナビはいらない。むしろセカンドカーで使いたい。
しかし週末にはその車出かけるのでナビが欲しい。ということで、取り外せるポータブルの方が使い勝手がいいのだ。
そして、盗難の問題だ。
市販ナビはモニターを後付けする。もし欧州で日本によくあるようなダッシュボート据え置き型のモニターをつけたら、一週間も持たないだろう。
従って、どうやっても外せそうもない、または外しても再販できそうもない組み込み型のナビしか、車両には装着されない。ということは、メーカーライン装着しか成立しないのだ。
結果、市販ナビ市場が存在せず、市場が活性化しない。
こういった500ユーロ程度の小さな画面のポータブルナビが結構売れている、というのが現状だ。