7月21日(水)の市場概況です。 赤字部は22日朝の更新
◆日経先物:9280(-20円)OSC43%(-6%)14日の64%から下落中。 RSIは+3%の42%。
◆日経平均:9279円(-22円)OSC42%(-2%)14日のOSC65%、終値9795円から下落中。 RSIは+5%の47%。
◆TOPIX:829(-3)OSC36%(-3%)14日のOSC61%、871ポイントから下落中。 RSIは+3%の45%。
◆マザーズ指数:388(+1)OSC38%(-4%)14日のOSC50%、終値405ポイントから下落中。 RSIは-2%の50%。
◆ヘラクレス指数:586(-4)OSC42%(-3%)8日の終値608ポイントから下落中。 RSIは+3%の55%。
◆ドル・円:87.07円(43銭の円高)OSC43%(-1%)19日の39%からまだ円安トレンド継続中。RSIは+3%の44%。更新
◆ユーロ・ドル:1.275ドル(-0.013ル)OSC59%(-7%)15日の74%からユーロ安へと転換中。RSIは-18%の63%。
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.50625%(-0.00625%)7月21日終値。3月中旬から金利急上昇中。4月19日からの上げがきつい。ユーロ防衛策で一息つきその後再度上昇するも、5月25日あたりからのフラット状態から緩やかな下げ継続中。 更新
◆ユーロLIBOR(3ヶ月もの):0.81438%(+0.00313%)7月21日終値。6月末から上昇加速中。依然として上昇止まらず。 更新
◆米10年債利回り:2.9%(-0.08%)7月21日終値。5月始めの高値から5月末に、金利下落傾向が鮮明に。3%割れでのもみ合いから金利じり安。更新
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:7%(同値)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率:75%(-2%)
◆NYダウ:10121ドル(-109ドル)OSC58%(-5%)15日の75%から下落中。RSIは64%で前日同値。更新
◆VIX指数:25.64(+1.71)また200日移動平均線から上に乖離中。更新
今日の後場は先物主導で反落して始まりましたが、その後も9300円を回復できずに終了。個別株はそれぞれ勝手な動きをしており、まぁ、喩えるならば、汚れた溜め池に釣り糸を垂らしてアメーバを捕まえるようなものでした。つまり、徒労に終わるじれじれする動きだったと言うこと。
1つだけ引けに買い玉が約定。9020東日本旅客鉄道です。前場は右往左往していたのですが、後場は一貫して上昇。最後は落とされましたが、JPモルガンが2011年5月までの目標株価を700円引き下げて5500円とした銘柄です。しかし、来年5月までの見通しをよく出しますね。
今日の動きはちょうど2月16日の動きに似ていたので、売り方の買い戻し期待で仕込んだ次第。
NY株はバーナンキ議長が「経済は異常なほど不透明」としか発言しなかったため肩すかしを食らって下落。しかし、この発言は結構、先行きに不安があることを示しております。「二番底リスクは高くない」とも言っておりますが、二番底というのは2008年秋にも匹敵する底であり、今の状況はそうではないと言っているに過ぎません。ITバブル崩壊は住宅バブルが救いましたが、今回はこれまでに積み上げた「信用拡大」の自然な「収縮過程」というごく普通の事態が進行しているだけであり、パニックにならないだけましと考えねば。