明日、11月4日(木)のモニタリング銘柄です。
最初に年末までの相場の傾向について。
NYダウは10月25日に11248ドルの高値を付けましたが、その後はまだその高値を抜け切れておりません。今年4月26日の年初来高値の11258ドルが抜けるかどうかが今晩の焦点です。
これに失敗すると、今回の8月26日の9986ドルから始まったラリーは、フィボナッチ計算の38.2%押しでは、10765ドルあたりまでの調整がありそうです。イールド・カーブ分析から言っても、この423ドルの下落調整にはあと1ヶ月半程度は要するものと思われます。
NY株が下落調整に入ると言うことは、ドル高(円安)への回帰、金利上昇といった要因が絡みますので、既にかなりの調整を、特に円高により行われている日本市場については、テクニカル(注)にはまだ落ちきっていないため、念押しの意味でのセリング・クライマックスがあるにせよ、特に円安への回帰が後押しし、NYダウの4%の下落に合わせて8800円近辺までの下落につきあわされるのではなく、2%程度の下落に留まるのかも知れません。つまり、一時的な9000円割れからはほどなく反発するという形ですね。
注:現在のOSC30%が20%台へと落ちた段階から数日で9000円を回復するイメージ。ちなみに過去1年のOSCの最低値は昨年と今年の7月につけた26%です。
なお、市場予想(5000億ドル程度)以上のFRBによるサプライズの量的緩和があったなら、リスク資産の株も商品も軒並み上昇しますから、何かの外的な要因が生じない限り、上記の下落調整のシナリオは修正されますので注意。(多分、市場予想の範囲だと思われます。)
さて、一応の下落トレンド含みにあることを睨みながら、明日のモニタリング銘柄です。
1.2138クルーズ
もう一段の下落からの切り返し。
2.8802三菱地所
まだ騰勢を保っております。8058三菱商事も同様。
3.4689ヤフー
27230円割れがないなら。
4.9684スクウェア・エニックスHD
4日が中間決算で注意。2日は1558円まで押されております。
以上です。
最初に年末までの相場の傾向について。
NYダウは10月25日に11248ドルの高値を付けましたが、その後はまだその高値を抜け切れておりません。今年4月26日の年初来高値の11258ドルが抜けるかどうかが今晩の焦点です。
これに失敗すると、今回の8月26日の9986ドルから始まったラリーは、フィボナッチ計算の38.2%押しでは、10765ドルあたりまでの調整がありそうです。イールド・カーブ分析から言っても、この423ドルの下落調整にはあと1ヶ月半程度は要するものと思われます。
NY株が下落調整に入ると言うことは、ドル高(円安)への回帰、金利上昇といった要因が絡みますので、既にかなりの調整を、特に円高により行われている日本市場については、テクニカル(注)にはまだ落ちきっていないため、念押しの意味でのセリング・クライマックスがあるにせよ、特に円安への回帰が後押しし、NYダウの4%の下落に合わせて8800円近辺までの下落につきあわされるのではなく、2%程度の下落に留まるのかも知れません。つまり、一時的な9000円割れからはほどなく反発するという形ですね。
注:現在のOSC30%が20%台へと落ちた段階から数日で9000円を回復するイメージ。ちなみに過去1年のOSCの最低値は昨年と今年の7月につけた26%です。
なお、市場予想(5000億ドル程度)以上のFRBによるサプライズの量的緩和があったなら、リスク資産の株も商品も軒並み上昇しますから、何かの外的な要因が生じない限り、上記の下落調整のシナリオは修正されますので注意。(多分、市場予想の範囲だと思われます。)
さて、一応の下落トレンド含みにあることを睨みながら、明日のモニタリング銘柄です。
1.2138クルーズ
もう一段の下落からの切り返し。
2.8802三菱地所
まだ騰勢を保っております。8058三菱商事も同様。
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27230円割れがないなら。
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4日が中間決算で注意。2日は1558円まで押されております。
以上です。