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休日のバッハ(11.27.10)

2010-11-27 12:27:27 | 休日のバッハ
今日の休日のバッハは、カンタータ第209番よりロ短調のシンフォニアです。

カンタータの題名は「悲しみのいかなるかを知らず」です。ソプラノ独唱用のカンタータですが、この第1曲はバッハの協奏曲にしても遜色がないほどの出来映え。現に、後述するようにオーボエ・ダモーレ協奏曲としても知られております。

何となく憂鬱なメロディが続きますが、その中にほのぼのとした明るさと戸惑い、そして異国情緒が入り交じった面白い曲です。

5月1日の「休日のバッハ」でご紹介した、アルブレヒト・マイヤーのオーボエ・ダモーレ協奏曲にも収録されておりますが、その時は第2曲をご紹介しました。(削除済み)

今日は、第1曲のシンフォニアを、このマイヤーのオーボエで、そして、そのフルート版をモスクワ・バッハ・センター・オーケストラの演奏でお贈りします。

テンポも違いますが、使用する楽器が違うとここまでバッハの音楽が変貌するといったあたりをお聴き下さい。筆者はモスクワ・バッハ・センターの方がお気に入りです。

いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。

演奏時間の長いフルートの方は、どういう訳か、いきなりメディアプレーヤーが立ち上がりません。一旦、デスクトップなどに保存してから、そのアイコンをクリックし、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーをプログラムに指定してからお聴き下さい。
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市場概況(11.26.10)

2010-11-27 07:31:46 | 市場概況
11月26日(金)の市場概況です。 下に26日の海外市況

◆日経先物:10060円(-20円)OSC57%(-4%)11月25日の61%から下落に転じたか?RSIは77%(-4%)
◆日経平均:10040円(-40円)OSC60%(-2%)11月16日の56%からまだ切り返し中。RSIは69%(-9%)
◆TOPIX:867(-3)OSC58%(-1%)11月16日の55%からまだ切り返し中。 RSIは69%(-7%)
◆マザーズ指数:384(-6)OSC72%(-4%)11月25日のOSC76%、終値390から下落に転じたか?RSIは78%(-11%)
◆騰落レシオ(25日間、東証1部):112.68%(+5.0%)-11月26日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率52%(-9%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率14%(+4%)

後場は方向感なくだらだらと下げましたが、そろそろ頭打ち感も漂っております。しかし、テクニカルには上述したようにこのまま上げる可能性もあります。ボリンジャーが右肩上がりに拡大しており、TOPIXで880ポイントを抜く可能性も残されております。円安も定着してきており、その分だけ日本株が上げてくれないと外人勢にとっては手取りが少なくなりますので、ここは先物主導で心理的な大きな節目の1万円は、円安傾向が続く限り割らせないのではないでしょうか。

持ち越した4109ステラケミファは、前日予告?した通り、またまた野村の祟りに遭いました。前回のこともあるので寄りで損切り。その後戦意なくす。同じ銘柄でボディブローを何回も叩かれると、これは堪える。

4751サイバーエージェントを158900円で拾うも上値が重く200円高で売ったトレードのみ。この株、16万円の岩盤のような買いが売り方に崩された段階で、完全に売り方優勢になっており、ここで底値を拾うのは流れに逆らったトレードでしたが、ボリンジャーの-2δを意識しながら158900円で拾ったので、戦場の藻屑と消えることだけは何とか回避できました。後場早々の切り返しまで待っていればもっと値幅がとれたと思いますが、これは結果論。落ち目の株はあくまでも陸に上がりかけたところを売って、再度水の中に突き落とすのが正解ですね。市場はどこまでも非情。

【以下は11月26日の海外市況】 

◆ドル・円:84.04円(+42銭)OSC65%(+5%)11月23日のOSC60%から二枚腰で円安へと転じたか? RSIは88%(+5%)
◆ユーロ・ドル:1.325ドル(-0.011ドル)OSC33%(-3%)11月18日のOSC42%からユーロ安へと転じる。RSIは21%(+-0%)
◆USドルインデックス:80.35(+0.61)50MA(78.13)をあっさり抜き去りなお上昇中。
◆米10年債利回り:2.87%(-0.06%)50MA(2.64%)を大きく突破し、金利上昇過程に突入中。3ヶ月ものは0.16%に上昇。
◆NYダウ:11092ドル(-95ドル)OSC60%(+1%)RSIは34%(-4%)11月17日の45%からの切り返し軌道にはまだ乗っている。
◆Nasdaq:2535(-9)OSC64%(+5%)11月17日の46%からの切り返し軌道にはまだ乗っている。RSIは43%(-1%)
◆上海総合:2872(-27)OSC63%(+2%)11月17日の39%からの切り返し軌道に乗っている。RSIは28%(-4%)RSIはこのところの最低値。
◆VIX指数:22.22(+2.66)50MA(20.62)を軽く抜いて上昇。
◆原油先物:83.66ドル(-0.2ドル)50MA(81.85ドル)を大きく抜ける。
◆CRB指数:301.15(-1.19)50MA(296.63)から再度上昇か。 
◆NY金:1363.6ドル(-10ドル)50MA(1344.69ドル)に超接近し反発して揉み合い中。
◆シカゴCME(円建て):10015円(-45円)

欧州債務懸念が感謝祭後の薄商い(半日)を押しつぶす形でNY株は自然落下。S&Pがアイルランドのアングロ・アイリッシュをBBBからBへ6段階も引き下げたとのこと。6段階引き下げで、今頃やっとジャンク級に。元々、GDP(約11兆円規模)の8倍ものマネー(80兆円)を投入して住宅バブルに踊った訳で、GDP比ではかつての日本の比ではありません。10兆円の緊急融資で一息ついておりますが、これは単なる時間稼ぎ。

問題は、これがポルトガルとスペインへと波及する気配が高まっていることです。ポルトガルの対外債務は42兆円規模。スペインの対外債務は200兆円規模。イタリアとほぼ並びます。

これに対してユーロとIMFが創設済みの基金枠は7500億ユーロですから83兆円少々。アイルランドとポルトガルとスペインがもしデフォルトすれば計322兆円です。83兆円で資金繰りは出来ても、デフォルトの後始末までは到底できません。

ところで、ずっと落ち着いていた米ドルLIBORが最近上昇傾向を示しております。これがどうなるか注目。なお、ユーロLIBORは3ヶ月もので一時1%に接近したのですが、なだらかに低下中で26日段階で0.96875%です。(ドルLIBORの0.29438%と比べた高さに注目。)銀行間の貸し借りでたったの3ヶ月で1%近くも取られるのがユーロ圏の金融市場です。
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