今日の休日のバッハは、ハープシコード・コンチェルトBWV1053より、第2楽章のシチリアーノです。
10月2日に3台のクラビーアのための協奏曲(BWV1063)のシチリアーノをご紹介しましたが、バッハのコンチェルトの第2楽章は、こうした情感溢れる曲が数多くあります。パルティータやイギリス組曲、フランス組曲のアルマンドも同様です。
この協奏曲は、ハープシコードだけではなく、オーボエやピアノでも演奏されますが、今日の演奏は、オルガンとチェロによる独特の構成のものです。演奏はピーター・ウィスペルウエイとリチャード・エガー、それにダニエル・イードンのトリオです。
特に3分42秒あたりからの、それまでのチェロに代わりオルガンが奏でる主メロディと併走して通奏低音を刻むチェロの、何とも言えないリズミカルな演奏が、筆者の感性をたまらなく刺激する部分となっております。
この部分は、通常のハープシコードコンチェルト盤では、弦楽合奏の部分が前に強く出過ぎているため味わえないところです。
全体としてのまとまりは、もちろん、ハープシコード盤が勝っているとは思いますが、バッハの曲というのは、同じ曲でも使う楽器によってここまで違ってくるというのを感じ取って頂くため、トレバー・ピノックのハープシコード盤もご紹介します。
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。
期間限定の公開です。
10月2日に3台のクラビーアのための協奏曲(BWV1063)のシチリアーノをご紹介しましたが、バッハのコンチェルトの第2楽章は、こうした情感溢れる曲が数多くあります。パルティータやイギリス組曲、フランス組曲のアルマンドも同様です。
この協奏曲は、ハープシコードだけではなく、オーボエやピアノでも演奏されますが、今日の演奏は、オルガンとチェロによる独特の構成のものです。演奏はピーター・ウィスペルウエイとリチャード・エガー、それにダニエル・イードンのトリオです。
特に3分42秒あたりからの、それまでのチェロに代わりオルガンが奏でる主メロディと併走して通奏低音を刻むチェロの、何とも言えないリズミカルな演奏が、筆者の感性をたまらなく刺激する部分となっております。
この部分は、通常のハープシコードコンチェルト盤では、弦楽合奏の部分が前に強く出過ぎているため味わえないところです。
全体としてのまとまりは、もちろん、ハープシコード盤が勝っているとは思いますが、バッハの曲というのは、同じ曲でも使う楽器によってここまで違ってくるというのを感じ取って頂くため、トレバー・ピノックのハープシコード盤もご紹介します。
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