ここに来て、ようやく買い出動のタイミングをリアルタイムに補足できる、エクセルの関数式が整えられつつあります。
特に、昨日のような朝の押し目からの反転パターンを捕捉できるように、エクセルの関数式をまとめました。順番は以下の通り:
1.陰の極
これは「前日終値より当日始値が安く始まった時」に点灯します。
この段階では、まだ下へ持っていかれる可能性があるのでアンタッチャブル。
2.急反発
「陰の極」を点灯した銘柄が、その後の上下動から、「前日の安値を現在値が抜いた時」に点灯します。
3.買い出動
「急反発」が点灯した銘柄が、その後の上下動から、「前日終値を現在値が抜いた時」に点灯します。
これを6920レーザーテックの昨日の値動きで検証してみます。
☆ 始値:31120円(陰の極点灯)9:00
☆ 安値:30850円(陰の極点灯のまま)9:09
☆ 現値:31085円(急反発)その直後急伸9:15分頃
☆ 現値:31405円(買い出動)更にその後の9時20分頃
楽天証券のマーケットスピードを使っている方は、3分足チャートをご覧ください。前日安値を現在値が抜いた時と、前日終値を現在値が抜いた時に、あっという間に急上昇しているのがお分かり頂けるかと思います。
レーザーテックの場合は、恐らくヘッジファンドも含め大口投資家が、以上のような節目の値段で自動発注をかけているものと思われます。
個人投資家が値動きに惑わされて逡巡している間に、上空のかなたに浮遊していることがよくあるでしょう? ここで慌てて掴んだら振り落とされます。しかし、出遅れた方々がその節目で待ち構えているので、その節目の値(昨日で言うと31400円あたり。)に降りてきては反発しているのがお分かりかと思います。
こうした値動きの基本を理解した上で、個人投資家が対応できるとしたら、予めXXX以上になったら買い注文が入るような設定をしておく必要があります。
そして、節目の値段を予想に反して割り込んできたら、少し下のラインで損切りを自動的にかける設定もあわせてしておく必要がありますね。
上記は典型的な寄り底パターンのケースですが、寄り天パターンもあります。その中間的なパターンもあります。しかし、寄り底パターンが最も買いのデイトレでは利幅が取れるのではないでしょうか? しばらくは、寄り底パターンで検証を続けて行きたいと思います。
このブログの読者で、既にエクセルの売買シートをお持ちの方は、「変化点監視表(Main_売買サイン)」をアップデートしておきましたので、後でご覧ください。
以上です。