１１月２４日（金）のNY市場概況です。
１．NYダウ
売買準備サインが最後に点灯したのが１０月２７日でした。この時の終値は３２４１８ドル。以後、一度も安値がこの値を下回っておりません。そして、そのサインは、翌日１０月３０日に既に現れておりました。その日の安値は３２５３７ドル。以後、多少のマイナス日はありますが、安値切り上げの典型的な上げ相場パターン。３０日壁突破も今日で１０日連続と破竹の勢い。
売買準備サインが点灯するのはMIN指数比が１．０００で売買判断指数が１．０００以下の時。以後、上昇相場では売買判断指数が終値にリンクして変動しますが、MIN指数比は相場の動きとの連動は必ずしもされずに上下動します。
これは、MIN指数比は短期（１４日）の株価変動にリンクしているのに対し、売買判断指数は長期（２８日）の株価変動にリンクさせているためです。この短期・長期の変動差をトリガーとして売買準備サインを、このブログでは計算させております。
結論から言うと、ダウは短期指標では緩やかな下落を示しておりますが、長期指標の支えで上げ続けている状態。その長期指標の売買判断指数は、今や１．１０１にまで達しており、これは記録を取り出してからの最高値。
２．Nasdaq
こちらも同様な分析をしてみると、MIN指数比を１．１３３まで伸ばした１１月１５日の終値が１４１０４ドル。以後、MIN指数比は落とし続けながら高値を更新中。終値も更新中。売買判断指数は少しずつ下落中。
３．ドル・円
MIN指数比は緩やかに下落中。売買判断指数は２１日に底打ち（１．０以下）その後は回復中。
４．CME日経平均先物
３３７４０円で終了。日経平均の終値と同値。
５．VIX指数 １２．４６（－０．３４）そろそろ底か？
６．SOX指数 ３７４８（＋３）
７．米１０年債利回り ４．４７２％（＋０．０１９％）３日連続上昇。
以上です。
