5月8日(水)のレーザーテック研究です。
昨日MAX指数値が3月21日の点灯。このまま強気モードが続くのかと思いきや好事魔多し。昨日は短期のRSIが84%にも達しており、過熱感が漂っていたのは確かです。
こういう日は売りの日となるのですが、どのタイミングで売るのか? その関数式の調整を午前中から午後にかけてやっておりました。
結局、行き着いた方法は、IndexMatch関数のMAX値が昨日久しぶりに更新されたということは、今日の朝方の流れとしては、アメリカ市場がさほど荒れていないところから、少々弱く始まってもそこを待ち受けていた買いで、昨日の高値の更新があるはずと見ました。
この更新のピークで、然るべき筋の売りが待ち構えているのが通例。11時過ぎにかけて42660円まで上昇しておりますが、これは昨日、壁としてマークしていた42500円、42650円のほぼ上限。
この上限で売るのは極めて困難ですので、筆者が今日完成した関数式は、以下の通り。:
1.前日高値を上回るのを待つ(今日は42460円以上)
2.MAX値が更新される間は売りを仕掛けない。事実、前場の早い時間に
MAX値が昨日に続いて点灯しておりました。
3.MAX値が消灯するかどうか見極める。
4.高値売りの条件は、当日高値>前日高値、現在値<前日高値です。
5.42460円が売り仕掛けの最高値。9時半頃の値段に注目。
6.しかし、ここでの売りは大きな押し目とはならず、再度反発。
7.その反発段階で、再度MAX値が点灯していた筈。
8.再度MAX値が消えるタイミングでの売り仕掛け。11時過ぎあたり。
9.前場がその分水嶺のようにチャートでは見えます。
そこで、前場のデータを元に、売り仕掛けがいつ頃有効に作用したかを検証してみます。
前場:始値42220円 その後安値に42110円 そこからジリジリと戻しておりますが、頂点は11時頃の42660円。
この条件でシミュレーションしてみます。
*寄り付きの42220円から42600円あたりに一旦上昇
*42450円ではMAX値が連続点灯
*42380円あたりでMAX値は消えております。
楽天のマーケットスピードをお持ちの方は、分足のチャートにグリーンの水平線が見えるかと思います。このラインが、どうやら42380円のようです。
そして、11時過ぎにこのラインを割り込んでから急落しているのが見えますね。ここで売りを仕掛けることになります。
この42380円あたりは前日終値でした。つまり、前日終値を上から割り込んだ段階でIndexMatch関数のMAX値は消灯するようです。これは、大引け前に3778さくらインターでも確認済み。
という眼で、今日のレーザーテックの分足を見ると、見事に昨日終値を上から下へ、下から上へ動いている様が目につきますね。この昨日終値が売り買いの分水嶺という訳です。
但し、この原則は、あくまでもMAX値が点灯し、連続点灯(強気)、消灯(弱気転換)の目安としか機能しない恐れがあります。そのあたりは、今後更に検証してみたいと思っております。
以上です。